サシバ (差羽、鸇) は「 鷹の渡り 」をみせる代表的な鳥で、日本には春に夏鳥 として渡来し、秋には9月頃から大きな群れを作って「 秋の渡り 」が始まり、東南アジアやニューギニアで越冬するのですが、一部は沖縄・南西諸島で冬を越します。
私めが昨年(2017年)12月に沖縄本島北部の国頭郡 大宜味村 喜如嘉(おおぎみそん きじょか)の山あいの湿田地帯で出会ったのが越冬中(冬鳥)のサシバの雌 でした。(↓)
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サシバは頭部から体上面、翼上面は赤味のある褐色で、顔は灰色、目は金色、喉に太い縦線が1本あるのが識別ポイントの特徴です。
雄の胸は褐色で、腹には褐色の横斑があるのですが、雌は胸にも褐色の横斑があるのが特徴です。(↑)&(↓)
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更に、サシバの雌は、(↑)&(↓)のように、白い眉斑が目立つ個体が多いそうです。
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サシバは全長が47(雄)~51(雌)センチで、雌が雄よりやや大きく、トビほど大きくはありませんが、ハシボソガラスほどの大きさで、タカの仲間としては中型です。
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サシバは、日本でカップルを決める特に、雄が雌に餌を与える「 求愛給餌 」をすることでも有名ですが、私めは見たことがありません。(涙)
尚、サシバは国の「 絶滅危惧種Ⅱ類 」に指定されています。
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