チュウサギ (中鷺) は日本本土で見れるシラサギの中では中型(大きいダイサギと小さいコサギの中間)の大きさであることからこの名前が付いています。
日本では夏鳥 ですが、九州南部や沖縄・南西諸島では少数が越冬します。
(沖縄では冬鳥 の扱いだそうです)
そんな越冬中のチュウサギを撮影したのは、昨年2017年12月上旬、沖縄本島中部の国頭郡 金武町(くにがみぐん きんちょう)の億首(おくくび)川河口周辺の水田地帯です。

チュウサギとダイサギとの区別ポイントは、嘴(くちばし)の根元から眼の下に延びている線を「 口角 」と呼びますが、この「口角」が、明らかに眼よりも後方まで伸びていればダイサギ、眼の中央部のあたりで止まっていればチュウサギです。

チュウサギは夏になると嘴が黒くなり、眼先が少々緑がかるほか背中に飾り羽根が現れます。 冬には嘴が黄色くなり、先端に黒い部分が残る場合があるそうです。


チュウサギは体長68センチくらいで、翼を広げた大きさは115センチくらいです。

尚、チュウサギは国の準絶滅危惧種 に指定されています。
(画像をクリックすれば大きな画像になりますので、お試し下さい)
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