去る9月末に、COVID-19緊急事態宣言が解除された後も、広島県では集中対策と称して、飲食店などの時短営業要請や県境を越える移動の自粛などが10月中旬まで続けられました。
その集中対策の終了後、秋の渡りの時季がほぼ過ぎた10月下旬に、山口県岩国市の広大な蓮田(レンコン田)へ行ってきました。
その蓮田(レンコン田)で幸運にも、私めには初見となるエリマキシギ(襟巻鷸)のオスの冬羽に出会いました。 日本では春と秋の渡りの時季に見られますが、数は多くない旅鳥です。
エリマキシギのオスの夏羽は、名前の通り、首に白色や赤褐色や黒色などの襟巻のような長い飾り羽が生えるのですが、日本ではほぼ見えることはありません。 日本で見える姿は冬羽で、全身が淡褐色で体上面は黒い軸斑があり、羽縁が灰色で、胸は淡灰褐色だが、腹は白い。
(↓)遠くてピンボケですが、ご容赦下さい。
エリマキシギと似た姿のタカブシギとの違いは、体長(タカブシギは21cm、エリマキシギ♂は32cmで二回り以上大きい)とアイリングの有無(タカブシギには白い太い目立つアイリングがあるが、エリマキシギにはほぼ無い)です。
エリマキシギ単独写真では大きさが実感でき難いのですが、2羽のタカブシギとエリマキシギの大きさの違いを(↓)で確認して下さい。
(↓)体上面の模様も それなりに特徴的ですね。
ところで、昨年2020年6月に Canon Power Shot SX70HSを買って ほぼ1年半ですが、そのAF性能のいい加減さには づっと泣かされ続けております。 ニコンのCoolpix P950への乗り換えを真剣に検討中です。