私めの背中中央で首の下付近に 30年くらい昔から少しづつ成長してきて小山状になっていた「粉瘤 (ふんりゅう)」の山頂部を爪で引っ掻いた所、山頂部がとれて富士山状になって、中から膿が出てきたので、去る9月10日に皮膚科医院に行って診てもらいました。
「粉瘤」とは、皮膚下に袋状構造物ができ、その袋の中に本来は皮膚から剥がれ落ちるべき垢や皮脂が溜まってできた腫瘍の総称で、良性の腫瘍ですが、自己完治することはなく、薬でも治療できないし、治療は外科手術によるしかないそうです。
ということで、溜まっている膿を出すために切開することになり(→ 「皮下膿瘍の切開処置」)、局所麻酔をして一文字に切開し、ベッドにうつ伏せになった私めの背中の切開部の周囲を男性医師が力一杯 何度も何度も押して、膿を出しました。(→ 排膿処置)
(↓)がバンドエイドを貼ってある背中の患部の位置を示す写真ですが、全体をボカシ処理してあります。
切開部が自己治癒しようと切開部を塞ごうとするのを防ぐため、切開部にガーゼ片を入れたままにして置き、膿を出す処置をしてもらうために毎日 医院通いでした。
また自宅では、湯船には入られずシャワー浴のみで、浴後に切開部を清潔なガーゼで優しく押さえるように拭いて、その後 化膿止め軟膏を綿棒で塗り、大きいバンドエイドを貼る毎日でした。
何とか膿が出なくなりましたので、昨日24日で 医院通いは終わりました。 あとは 10日後に状態を再チェックしてもらう予定で、そこでOKなら本当に終わりです。 年寄りは何にしても治るのが遅いので、日数がかかりますです。
尚、当初 処方箋で もらった薬は、
(1) レポフロキサシン錠500㎎ 「DSEP」
化膿止め抗生物質の錠剤(ジェネリック品)。
1日1回1錠 昼食後服用。 7日分。
(2) アクアチム軟膏1%
化膿止め抗生物質の軟膏。
1日1回 傷部に塗布。 全5g。
医者から治るまでは、汗をかいたり血行が良くなる(→ 出血しやすくなる)ような運動は厳にしないようにと強く言われて、野鳥の秋の渡りの時期なのに鳥撮りにも行けず、じっと家に閉じこもっておりましたです。 とほほ。(涙)
でも、今日25日からは一応外出OKなので、遅ればせながら鳥撮りに出掛けようと思っておりますです。
私も背中に同様の処置をしました。
一応完治しましたが、完璧に平にならず触るとふくらみが残っています。あれから2年経ちました。
年をとると何処かにか何かが出てくるものと諦めています。
同じ病気の人がいるのを確認できて ホッとしております。
私めの今の状況は、平らになっており、傷口はむしろ少し凹んでおります。
袋自体を切除してないので、数年後、何十年後には また起こる可能性があります。 私めの寿命とどちらが長いかの根競べ?ですかね!?(笑)