年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

R3 年金額改定通知書 (2021年6月)

2021年06月09日 | 定年・再雇用・年金

 
私めの「年金額改定通知書」と「年金振込通知書」が「ねんきんネット」で確認出来るようになりましたよ、というメールが日本年金機構から来ましたので、早速「ねんきんネット」で確認しました。
 
先ず、年金額改定通知書ですが、今年 令和3年(2021年)の年金額は、昨年比0.1%引き下げられます

  
年金額は原則として、物価と賃金が上がると増額、下がると減額になります。 
物価は2020年平均で0。0%でしたが、過去3年間の賃金はマイナス0.1%でした。
 
今までのルールでは、年金額は据え置きでしたが、今年から新しいルール、即ち 賃金の下落をより重視することになり、賃金のマイナスがそのまま年金額に反映され、減額になりました。

   
私めの場合、国民年金は、昨年の776,814円から、今年は776,019円に、額にして795円の減額、率にして0.102%のダウンです。
 
厚生年金は、昨年の1,650,115円から、今年は1,648,305円に、額にして1,810円の減額、率にして0.110%のダウンです。
 
よって、総年金額は、昨年の2,426,929円から、今年は2,424,324円に、額にして2,605円の減額率にして0.107%のダウンになりました。
 
【昨年の年金額は(→ こちら)を参照ください】
 
 
物価が下がらないのに年金額は減るわけでから、年金生活者にとっては、家計が少し苦しくなりますから、年金生活者側からみれば まぁ 弱い者いじめだ と言いますわな。
 
2016年の制度改革で、年金制度は現役世代が納める保険料が高齢者を支える「仕送り方式」ですから、現役世代の賃金が下がっているのに、年金額が下がらないのは、保険料を払う側(=現役世代)にとって負担が大きくなるという考えから、賃金が下がれば年金額も下げることにしたのです。
 
まぁ 現役世代と高齢者世代の せめぎあい ですわな。
 
 
 


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