団塊の世代のつぶやき

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地震と太陽光発電

2011年07月06日 | 太陽光発電

  

太陽光発電の営業に復帰したものの暫く離れていたので勉強不足を思い知らされます。何でもないことを質問され ても忘れてしまっていて直ぐに返答できないことがあります。
  「地震は大丈夫ですか」なんて質問を受け、「そう言えば、そんな情報を調べる事もなかったなぁ」と思わず反省。 ちょっとサーチしてみました。良いのがありました。

  ECO JAPANより  2009826

  駿河湾地震――そのとき太陽光は!?

  …略

  仮説「太陽光発電は地震から屋 根を守る」

 今回の結果で、少なくとも多くの 人がイメージするような「太陽光を載せると屋根に負担がかかって地震の被害が大きい」という説は、くつがえされたの ではないでしょうか。ちなみに私は平成16年の新潟中越地震のときも、震源地に近い地域 で取材をしたことがあります。当時はまだ事例も少なく、取材できたのも3件に過ぎませんが、やはりその際も太陽光発電設備は無事でした。

 今回の状況を見ていると、さらに 一歩踏み込んで「太陽光発電は地震の時に屋根を守る効果がある」という仮説も浮かびましたが、それを結論付けるに は、まだまだ事例が少ないでしょう。今後さらに、東海地震で想定される震度8などのもっと強い揺れに対してはどうかなど、より多くの事例研究が必要だと思い ます。ただ、もしそのような効果が証明されれば、これからの太陽光発電の普及に、さらに弾みがつくはずです。

   今後はこのような分野の研究も、深めていく必要があるのではないでしょうか。

  以前は、太陽電池を載せることで屋根が強化されて地震にも強いのじゃないでしょうかなんて答えていたを思い出 しました。
  しかし、今回の津波のように家が根こそぎやられた場合はどうしようも無いですね。破壊された太陽電池の取り扱い を取上げているものがありました。

   サーチナより 2011/03/22

  太陽光発電協会 震災で破壊された太陽電 池パネルの取扱いに注意

  太陽光発電協会は、震災で破壊された太陽電池パネルの取り扱い上の注意について注意文を発表した。東北関東大 震災で住宅などに設置された太陽電池パネルが破壊され、家屋などのがれきと共に堆積しているような場合でも、太陽電 池パネルに太陽光が当たっている時は発電している可能性があるため、素手で触れると感電をする怖れがあるという。

  同協会がとりまとめた、太陽電池パネルが震災で破壊された家屋に残っている場合、あるいは、屋根から外れてが れきとなって堆積している場合の取り扱い手順は以下の通り。

1)素手でさわらないこと。

2)救助及び復旧作業などで壊れた太陽電池パネルに触れる場合は、乾いた軍手やゴ ム手袋など絶縁性のある手袋を着用すること。

3)複数の太陽電池パネルがケーブルでつながっている場合は、ケーブルのコネク ターを抜くか、切断すること。可能であれば、太陽電池パネルに光が当たらないように段ボールや板などで覆いをする か、裏返しにする。さらに、可能であれば、ケーブルの切断面の中の銅線がむき出しにならないようにビニールテープな どを巻くこと。

4)太陽電池パネルを廃棄場に運ぶ際には、念のため、ガラスを金づちなどで細かく 破砕すること。

5)夜間・日没後など日射のない時の作業については、太陽電池パネルは発電してい ないが、日射がある時と同様の点に注意して作業を行うこと。

  なお、太陽電池パネルの構成部 材は、半強化ガラス(厚み約3mm)、セル(シリコンの板、1015cm角、厚み0204mm、銀電極、半田、銅箔など)、透明樹脂、 白樹脂シート、金属枠(主にアルミ)、配線材、樹脂箱などとなっている。(情報提供:環境ビジネス.jp)

  できたらこんな目には遭いたくないですね。せめて地震に耐えて残りましたと喜びたいものです。

  太陽風呂と違って重さは同じ250キログラム程度ながら屋根全体に重量がかかるので屋根に大きな負担をかける ことも無いし、屋根に取り付けることで屋根の強度を増すという2次的な利点がでてくるのはありがたいことです。
  さらに、もう一つ、取り付けた下に屋根との間に空気の層ができることにより屋根裏部屋の温度が夏は下がり、冬は 上がるという効果もあります。
  発電してくれるだけでなく家も守ってくれるのですから太陽光発電様々です。

感謝感謝!