第 4553回や第 4760回でも書いたように最近私は日本は本当に鎖国をすべきじゃないのだろうかと考えていま す。そんな私の思いを補完してくれるような歴史を何時ものサイト順路のねずさんが書いてくれていました。
ねずさんの ひとりごとよ り
鎖 国と開国の相克 2012/10 | 11
…略
ここまでの流れをすこし整理すると、次のようになります。
600~894 ( 264年) 開国 遣隋使、遣唐使
894~1100 (約100年) 鎖国
1100~1185(約 85年) 開国 平家全盛期
1185~1401( 216年)鎖国
1401~1557( 156年)開国 足利幕府
1557~1868( 311年)支那に対して鎖国
1639~1868( 229年)鎖国 江戸幕府
1868~2012( 144年)開国
これ以前にも、開国解放と鎖国は、度々繰り返しているようなのですが、要するに民間 部門での私的交易や、細々と行われたであろう大陸との交流は別として、公式に行われた交易は、時代とともに鎖国 政策と開国解放政策が時代とともに交互に行われてきた歴史が、日本にあるわけです。…中略
日本人は、そうではなく、信じて任せてしまう。
そして、建設的なことならば集団で力を合わせるけれど、マイナスのことに関しては、 あまり組みたがらない、というのも日本人の古来変わらぬ特徴です。
要するに、不逞外国人達は、あちこちで暴力沙汰や強姦致傷、窃盗、強盗などの重大犯 を繰り返す。
それがどうにも目に付くようになるから、結果として、鎖国に踏み切る。
鎖国といっても、江戸時代もそうですが、政府単位の公式な交流がないというだけで、 民間レベルの密貿易に近い交易は、綿々と継続します。
ただし、これはあくまでも、民間レベルの小さな窓口だけでの交流ですから、不逞外国 人が大挙して日本にやってくるというようなことは起こらないわけです。
そして鎖国をしている期間、日本文化は、毎回、花を咲かせています。
平安文化、鎌倉文化、江戸文化、いずれも、日本の日本らしさが満面に讃えられた文化 が花開いています。…以下略
このねずさんのブログには毎日本当に目を覚まされます。自分が如何に日本を知ら ないかの反省ばかりです。このブログのお陰で戦後教育などで日本を卑下していた間違いに気付き日本に誇りを持て るようになりました。しかしながら逆に先人の素晴らしさと自分の不甲斐なさの格差に気がつき愕然とする毎日で す。先人のような精神を養っていれば今頃はもっと違った余生を送っているのじゃないかと今更ながら後悔ばかりで す。
さて、本題の鎖国ですが、これも江戸時代の鎖国しか知らず、それもそれで世界に遅れたような教育を受け た着たので完全に真に受けていました。それだけに、今鎖国をすべきと言いながらも本当にそれで日本が良くな るだろうかの心配も除くことは出来ませんでした。
しかし、このねずさんの書いてくれた歴史を見て、鎖国はやはり必然のものであると自信が持てました。完 全な鎖国は無理でもせめて日本に害するくにとの国交は断絶すべきでしょう。現在はここにどうしても経済界の 思惑が入るので反対が酷いでしょうが、そうした戦後の80年代以後の経営者の堕落を指摘して相手にしないこ とですね。
これなら日本は立ち直れる!