第 5195回の「夢の 電池の実現か」で取り上げた積水化学が太陽電池でもやってくれたようです。
何だか思わぬところから続いて「リ チウムイオン電池」と「太陽電池」が開発されて驚きました。というか、知らなかったのは私だけかも。積水化学恐 るべしですね。
第 3211回の「色素増感型」などで期待して何度か取り上げてきましたが、これも、実用化はまだまだ のようでした。いよいよ本物になるのか。
ITmedia 2013年12月06日
積 水化学、高温焼成不要の太陽電池開発
積水化学工業は5日、産業技 術総合研究所と共同で、影や壁面など発電に不向きな場所でも性能を発揮できる色素増感太陽電池について、高温焼 成が不要なフィルム型電池の試作に世界で初めて成功したと発表した。
積水化学工業は5日、産業技術総合研究所と共同で、影や壁面など発電に不向きな場所でも性能を 発揮できる色素増感太陽電池について、高温焼成が不要なフィルム型電池の試作に世界で初めて成功したと発表 した。
高温焼成でセラミックを形成する従来 のプロセスを、微粒子を高速で吹きつけて結着させるメカニズムにすることで、室温でのフィルム化が可能になった という。高温過程が不要になったことで製造負荷が低くなる。
同社では今後、量産技術を確立し、多 岐にわたる用途展開ができるよう、事業パートナーを募って連携し、2015 年の太陽電池市場への参入を目指す。
プレスリリース:世 界初!室温プロセスでフィルム型色素増感太陽電池の試作に成功
・・・略
今回試作した太陽電池では、産総研の保有するAD法技術と、積水化学の保有する微粒子制御技術・多孔膜構造制御技術・フィルム界面制御技術を駆使し、光 電変換層とフィルムの高い密着性と良好な電子輸送性能を実現することで、有機フィルム上の色素増感太陽電池とし ては世界最高水準の8.0%の変換効率を得ました。
熱エネルギーの代わりに高速衝突エネルギーによる微粒子結着メカニズムを利用することで、従来の高温焼成セラミック形成プロセスが不要となり、室温での フィルム化に成功しました。耐熱性の低い汎用フィルムや粘着テープのような材料にも成膜が可能で、さまざまな フィルム基板を用いた色素増感太陽電池が製造 可能となり幅広い用途が期待されます。
加えて高温工程が不要であり製造負荷 が低減できます。また、ロール・ツー・ロール(RtoR)化が可能で、生産性向上によりプロセスコストの大幅な 低減が期待されます。
これらにより、低コスト、薄型、軽 量、大面積、フレキシブル色素増感太陽電池の生産が実現できるようになります。…以下略
リ チウムイオン電池と太陽電池、どちらも未来のエネルギー問題に大きく貢献する可能性があるだけ に、どちらも実用化に成功すれば、積水化学はとんでもない企業になる可能性がありますね。
これは、是非頑張ってもらって、世界のエネルギーをリードする中心企業として君臨してもらいたいもので す。それは再生を目指す日本を元気づけることにもなります。
余談ですが、今、積水ハウス本社の 梅田のスカイビルが世界で話題になっているようです。もしかしたら積水の時代が来るのかも。私もオープン当時一 度登りましたが、企業の本社ビルとは思えないものでした。
Business Media 誠より 2013年11月14日
大 阪・梅田スカイビルに外国人観光客が殺到、なぜ? (1/2)
・・・略
今年は欧州やアジアから過去最高 ペースの約15 万人が来場。英紙タイムズが世界遺産のパルテノン神殿(ギリシア)などと並び「世界を代表する20の建造物」と紹介し、外国人向け旅行ガイド本が「未来の 凱旋門」と取り上げたためだ。開業から20年。驚くほどの表現で持ち上げられ、国際的な観光スポットとして 新たな注目を集めている。…以下略
[HD] 梅田スカイビルからの大阪夜景 - Night View of Osaka Japan
やってくれる か!
折角褒めたのに心配していたこの問題 が出てきました。
News U.S.より 12/11
【こ れは酷い】積水ハウスの在日社員、名前を日本語で呼ばれる ⇒ 「差別的発言だ」なんと顧客を地裁に提 訴!!!さらに、積水ハウスがザイニチの裁判を全面 支援…建物自体も粗悪な作りで劣化が酷いらしい 2ch「創価も多いよ積水」「元々強引な商売契約で有 名」「徹底的に不買というか、バッシング対象だな」