月13日月曜日、第4285回の「月太陽発 電」で取り上げた清水建設の月で太陽光発電という壮大なスケールの提案が、今世界で話題になっているのだそうです。
もうとっくに諦めているのかと思ってたのですが、まだやってたんですね。もしかしたら本気なのでしょうか。
以前は、日本人にしてはスケールの大きい話なので単なる話題づくりだろうと思ってたのですが、こう注目されているとなると、本気で取り組んで実現させ て日本の凄さを世界に認めさせてもらいたいですね。
ギズモード・ジャパンより 2013.12.10
「日本は月に太陽光パネルのリングをはめたいらしい」 海外で話題に
地球のエネルギー資源を食いつぶすか、宇宙に新たな創エネ施設を作るか。自分たちが日ごろ使っているエネルギーはク リーンなのか否か。そんな2軸では語れないプロジェクトになりそうですね。
福島の震災をふりかえり、月から太陽光発電のエネルギーを地球に向かって送り込むことで世界中のエネルギー問題を解決し よう、という日本企業の壮大な計画が海外で話題になっています。
清水建設が発表した計画は、月の赤道をぐるりと囲むリング状のソーラーパネルを建設し、マイクロ波で地球に送電するとい うもの。同社は「月太陽発電 -LUNA RING-」と銘打たれた今回のプロジェクトを2035年までに開始させたいと考えているそうですよ。
以下は、清水建設のWebサイトからの抜粋。
LUNA RING/シミズ・ドリーム-清水建設
エネルギーのパラダイムシフトによる新たな持続型社会の実現を目指して
地球上の限りある資源を節約しながら使う・・・ というこれまでのパラダイムから、無限に近いクリーンエネルギーをつくり出し、潤沢なクリーンエネルギーを自由に使うという発想へのシフト。独創的なアイ デアと宇宙技術の研究開発によって、それを具現化したのが「月太陽発電 ルナリング」構想です。
惑星地球は太陽の賜。永続的になくなることのない、どれだけ使っても地球環境に影響を及ぼさない、太陽の膨 大なエネルギーが、未来の地球を美しくし、未来の豊かな生活をもたらします。
いつまでもこの美しい地球と人類が共存していくために・・・清水建設からの新しい提案です。
シミズ・ドリーム 月太陽発電 -LUNA RING-
こうなると、第5071回の「宇宙エレベーター」などで取り上げた宇宙太陽光発電とどちらが実現可能かコストはどち らが安くなるかなど興味は付きませんね。
その動画もありました。
Space Solar Power Systems -宇宙太陽光発電-
このところ、日本のエネルギーに関する世界を驚かすような開発の話題が目立ちますが、これらを実現させてエネルギー で世界を救うなんてことになると痛快ですね。
そうなると第1回の「天皇と公民」のような素晴らしい日本を世界に広げて、政治の世界でも日本が世界のリーダーと なって世界平和を実現させるなんてこともあるかもしれませんね。
日本の世紀はそこまで来ているか!