これは、世界に誇れる技術だと期待して何度も取り上げてきた液冷スパコンですが、2017年12月17日、第6650回の「スパコン開発社長ら逮捕」に驚き、もしかしたら日本の技術を潰そうとする企みがあるのじゃないかと書きました。
その後、あの技術は大手が認めなかったなどの記事もありましたが、実際のところは判断出来ないので取り上げずに様子を見ていました。
ところが、ここに来て、産経が斎藤社長の怪しげな生活を書いています。
産経ニュースより 2018.1.24
【スパコン不正受給】斉藤元章容疑者、「桜井基樹」の選手名でカーレース出場 レース事業の損失穴埋めに充当か
快音を響かせながらサーキットを疾走するフォーミュラカー。斉藤元章容疑者は平成20年、「桜井基樹」の選手名でハンドルを握りレースに出場していた。
「本名以外でレースに出る人間はたいてい道楽。彼は日本やアメリカで出資を募っていたというから、ばれたくなかったのだろう」
当時のレース関係者はこう振り返る。高層タワーマンションの最上階に暮らし、家賃は約350万円だったとの話もあるという。斉藤容疑者が知人とレースチームの運営会社「EMSマネージメント」を設立したのは18年。今回の助成金詐欺事件で、業務委託費を水増ししていたとされる発注先のスパコン関連会社「ウルトラメモリ」の前身だった。
関係者によると、斉藤容疑者は多額の資金をEMS社に貸し付け、億単位の資金を投入。複数のレーシングカーのほか、自分で乗るために約2億円でレース仕様のフェラーリを購入していたという。
だが、豪奢(ごうしゃ)な生活は長くは続かなかったようだ。EMS社は多額の損失を抱え、斉藤容疑者は間もなくサーキットに姿を見せなくなる。ウルトラメモリ社の損失補填(ほてん)に、詐取した助成金が充てられていた可能性があるとみられるが、その損失はこのレース事業から始まったとされる。
レース関係者は「レースで会社の金を使い込んだから逃げたと聞いた。うちもレースの維持費をまだ払ってもらっていない」と語った。
何だか嫌な記事ですが、これが本当であれば、やはり怪しそうですね。それにしても、あの液冷の技術には期待していただけに、このまま潰されてしまうのは残念です。
もし、あの技術が怪しいのなら、実際の成績はどういうことだったのでしょう。どうにも納得が行かない。
真実は、どうなのか!
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