これだけ追い詰められたChinaで、逆に肥ったChinaの億万長者達がいるのだそうです。何ともしたたかな奴等のようです。
宮崎さんが詳しく書いてくれています。やはりマネーゲームを禁止する「グラス・スティーガル法」を、トランプさんに導入して貰いたいものです。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和2年(2020)10月9日(金曜日) 通巻第6665号
パンデミックの災禍で逆に肥った中国の億万長者たち
新興財閥114名で稼ぎ出したのは1兆6800億ドル
一月にパンデミック本格化。十月になってもおさまらず米国の死者21万人、インド14万人。インバウンド業界は死にいたる 病。飲食店は廃業が目立つ。失職し、自殺に追い込まれた人も夥しい。
こんな時に荒稼ぎ?
引き籠もり、テレワーク、食糧の配達。隔離授業、テレビ会議等々。つまり通信、ゲーム、運搬業が益々業績を伸ばしたことは 明らかである。
アリババ、テンセント、ネットイーストなど中国の新興企業のめざましいばかりの業績の躍進に助けられ、沈没寸前だった上海 株式市場は、これらの重複上場で、なんとか維持できた。ウォール街から排斥される中国企業が多い状況下、一部の企業は香港と 上海市場に重複上場をやってのけた。
中国の新興企業、そのCEOらが稼ぎ出したのは1兆6800億ドルとなった。因みに米国の億万長者は10兆2000億ド ル。2010年の中国の其れは2880億ドルだった。
さらに因みにナイジェリアのGDPは4480億ドル,香港のGDPは3660億ドル。そのうえ、香港財閥は、中国の新興財 閥の躍進に比べると、甚だしく数字が劣り、ランキングに辛うじて残るのは数社のみとなった。
日本企業?
孫正義は借金王。ゴーンが去って、高額所得者はほとんど不在である。
それにしても、その億万長者達はChinaの崩壊から逃げることが出来るのでしょうか。何ともしたたかな奴等です。
せめて、孫の崩壊くらいは見たいものです。
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