明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

AI  


ハリウッドはAIストをやっている。このままでは俳優が要らなくなりかねない、ということらしい。中学生の頃、メロトロンという、楽器の音を録音して、鍵盤を弾くと、テープで再生される楽器があり、海外の演奏家組合だかが、同じくストをやったというのをロック雑誌で読んだ記憶がある。 昨日も書いたが、頭に浮かんだイメージを手に伝えるのに月日を要する。それがAIにより、端折れる、ということなのだろう。余計な苦労をしない眼高手低だからこそ浮かぶ発想もあるだろう。私は他人の頭に浮かんだイメージには興味がなくなっており、何年も小説を読んでいない。そもそも作家シリーズのほとんどが、小学校から高校までに読んだ小説がネタ元であり、以降は役目が終わったという感じで読まなくなっていたので、いずれにしてもネタ切れであった。もっとも、高校の時に読んだ森鴎外の『寒山拾得』が頭のどこかに引っ掛かっていたのだろうが、それを今頃、何故地中に埋もれていた筍のように、急に掘り返したのか。何処かに居るシナリオライターに聞いてみたい。

 



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