最近は老人のように暗いうちから目が覚めるが、あいかわらず寝たいときに寝て、目が覚めたら起きる。毎日人間は条件が違うのだから、規則正しい生活が良いとは思えないのである。人はなるべく酸化を避けるために、安静にしているのが一番に決まっている、と信じてきたが、ある程度の運動は必用なのは確かなようである。しかし、やはり安静が第一。以前『太陽』の人形愛特集のアンケートの特技に「二日酔いをしない」と書いたが、おかげさまで未だにしない。というわけで、今日もおおよそ元気に、6時になるのを待ってT屋で朝食。 主人のHさんが二日酔いで、人を刺し殺したばかりような顔で、住まいから店に降りてくるのは10時ごろ。それまでは、おそらく“諦め”を由来とする美貌の奥さんと世間話をしながら朝定食。今日は近所の新聞配達の青年が、同僚にかなりの暴力を振るったとかで、茶髪を坊主にしてきた。クビになるかもしれない、とか、務所に入ることくらい云々と、自己顕示欲ばかりの頭の悪いのが横にいると、朝御飯が不味くてしょうがない。いつも数十メートル先の職場の愚痴ばかりだが、東京は狭いので、そんな大きな声で喋る必要がないことを、今度教えてあげよう。
アダージョ次号が出る頃は、すでに12月配布号のロケ場所を考えるため、ネットで検索を繰り返している。3つほど考えたうちの、交渉が必要な案をメールで編集部へ。まあ駄目もとで、ということで。 夕方になり、丸善本店の『人・形展』搬出。タクシーでとっとと帰れる距離なので、実に楽である。玄関に荷物を置き、K本に行くと、森下賢一さんがいらしたので、森下さんに以前から伺っていた『ホイス』を門前仲町で初めて飲んだ話をする。千住辺りでは昔から飲まれているらしいが、味気のない甲類焼酎に、なんとなく味をつけて飲もう、という類のものである。森下さんからウイスキーの話など伺い飲んだあと、スーパーに寄って泡盛『瑞泉』を買って帰る。メールをチェックすると、アダージョの営業サイドからロケの交渉の条件について質問が着ていたので、“その4人”が必用で、一人欠けても駄目。ややこしいようなら、即断わって結構。と返事。
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