プロバイダから新しいIDが送られてきた。これで再設定しなければいけないはずだったが、何事も無かったようにネットに繋がっている。どういうことかと思うが、今週中はプロバイダに電話したくない。とりあえずメールをチェックした。なにしろ今月3日からのメールであるから、大変な状態である。その間、友人の父親が亡くなっていて慌てたが、そのメールはすべて済ませた後にくれたメールであった。 午後、昨日レンズを頼んでおいた近所の老舗の眼鏡店に、手持ちの眼鏡の部品を持っていった。妹がアメリカから持ってきてくれたフレームは、いきなり作りが悪くなっていた。これもリーマンショックの影響だろうか。中国辺りで作らせることにしたのだろう、中国で作ってアメリカ人がチェックするとしたら、ロクなことはない。初めて取り寄せた時はマルコムXと一緒だ、と喜んだら、北爆のジョンソン大統領もかけててガッカリという、つまり1865年創業の、ごくポピュラーなメーカーだったわけだが、以来何本も使ってきたが、部品を、まだ良かった頃の、壊してしまったフレームから外して替えて貰うことにした。以前は日本で扱う店はなかったが、こんな作りになってしまったところで、扱う店ができていた。作る連中が一緒でも、日本人が中に入れば、左右のツルの長さが違う物を売りつけられることはないだろう。 K本で飲んでいると森下賢一さんがみえ、居酒屋の話になる。江東区に森下さんが居酒屋で3本の指に入る(5本だったかもしれない)という店があるという。伺うと、何が美味いというわけではないらしいが、とにかく雰囲気、居心地が良いらしく、居酒屋の宝、とまでおっしゃっていた。森下さんがそこまでいうとは。そ、それは凄い。思わず店名をメモったのは、いうまでもない。良い居酒屋は次々姿を消していくと嘆かれていたが、その多くは後継者の問題であろう。門前仲町のDの親仁さんが亡くなったことも教えられた。閉店時間になると、酔っぱらった親仁が、ラジカセでビリー・ホリデーを大音量で流すのを何度も聞いたが、店の雰囲気に合わない曲に、確かに追い出し効果はあったが、ビリー・ホリデーが一番好きだといっていたから、意地悪のつもりはなかったらしい。泥酔して、腹を矢で射抜かれた武士のような状態で壁にもたれ、ウットリしていたのを思い出す。
過去の雑記
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