明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


自転車のハンドルをフラットバーからドロップに換装。変速機の調整法がよくわからずそのままだが、ブレーキは補助ブレーキも含め上手くいったようだ。滑り止めのバーテープを巻くのも始めてだったが、慎重にやりすぎて長さが足りなくなり、不細工なので、いずれやり直すことにする。 アダージョを見た人から、山本キッドは彫りが深いから作り易いでしょうといわれた。実物大と思っている人からは作品の保管が大変でしょうといわれた。 

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朝電話で起される。さっき寝たばかりという気がする。こんな時こそと、自転車改造に着手。ランドナー用のドロップハンドルにブレーキレバー、さらに補助ブレーキを着けたところでFさんから電話。数年前全国を巡回したシャンコクトー展、ワンダーマンコレクションのワンダーマン氏が亡くなったと訊く。義太夫三味線の鶴澤寛也さんが、稽古帰りにお弟子さんと2人でK本に行きたいという電話。前回、着物姿で登場し、店内を唖然とさせたせいか、今回は普通に洋装。先日矢吹ジョーに勝利した『はじめの一歩』の作者はお弟子さんの高校の教え子だそうである。 拙著『乱歩 夜の夢こそまこと』にて『人間椅子』の女流作家、佳子役をお願いした寛也さんに、かつて身を委ねた椅子を差し上げる。撮影時、作家ということで眼鏡をかけてもらおうとしたら、教育ママみたいになるのでイヤ、と却下されたのを思い出した。K本にたくさんいる猫の1匹で、上から見ると人の顔のような模様のあるハンコが、最近調子悪そうだったが、出て行ったという。死ぬところを見せないらしい。 その後ワイヤーカッターを買いにホームセンターへ。朝から食事を摂ってないことに気付き、定食屋で食事。帰って『ルーキーズ』を観終わったところでT屋のHさんから電話、「これから来ない?Hちゃん来てるし」。行くとすでに2人はできあがっていて、ほどなくHさん帰ってしまう。その後しばらく飲んでいたが、どうも私を引き止めると思ったら理由があった。今日朝から飲んでいた常連から、昔、首吊り自殺した母親のお骨を預かっているらしい。カウンター内、Hさんの背後の扉の向うにあるそうだが、酔っ払って取りに来ないという。なんども携帯で連絡するが通じず。あまりにも酔っているので預かったそうだが、それにしたって預かる方も預かる方である。12時近い時計を眺め「お骨と一緒に日を跨ぎたくないねェ」と私。「もう一杯飲まない?」「あそこの店行かない?」一人になりたくないので必死で私を引き止めるHさん。多少同情はするが、見捨てて帰宅し自転車の続き。

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K本に顔を出すと常連席にはGさん一人。ごく近所の会社をを定年退職し、プール通いの日々。プール仲間の豆腐屋にアダージョを頼まれてるといわれてるのを忘れていた。私のことをイッチャンと呼ぶ愉快な人である。そこへ73,4歳でますます元気なSさん。髪は真っ黒である。趣味でこのあたりの小学校の花の世話などしていて忙しい。今日は私のために、目の前の小学校で育てたピーマンを持ってきてくれた。昨年いただき、初めて食べる美味しさに1年楽しみにしていた。さっそく店で切ってもらって塩でいただく。採って数分しか経っておらず、さすがに違う。Sさんは目を瞑って訊いていると、隣に坂上二郎が座っているとしか思えないが、左右年寄りに挟まれ、馬鹿々しい話をああだこうだいってるのが楽しい。女将さんが店の前に生えてる枇杷を焼酎に漬けたのをなめさせてもらう。Sさんが持ってきた月下美人を漬けたものも以前あったが、妙にグロテスクで、なにかに良いとSさんはいうが、名前が良いだけじゃないの? 想えば、鉄骨運びのバイトをやっていた10代の頃から、溶接工のオヤジ等と飲んだり、田舎で焼き物をやってる頃は、田んぼに落ちたのを周りの職人さんに助けられたりしながら飲むのは楽しかった。元気な年寄りと飲んでいるのが、私は最も好きかもしれない。2人の背中を見送った後、他の常連の顔を見ぬまま、残りのピーマンをもらって帰る。

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アダージョ今号の特集が三島だと伝えていた知人は、雑記を読んで共演の有名人は、ほぼ全員が美輪明宏を予想していた。オープンフィンガーグローブや、トランクスで格闘家を連想したとしても、三島とキッド選手が結びつくはずもない。“ボディビルで鍛えた人形”の隣には“ホンモノ”を並べる必要があった。一流のホンモノであるほど、ボディビルで鍛えた人形が逆に際立つ。 格闘技といえば少年マガジン誌上で、『あしたのジョー』の矢吹丈と『はじめの一歩』の幕之内一歩が、コンピューターのシミュレーションによって史上初の“ドリームマッチ”を開催し、一歩が勝ったそうである。私が中学生の頃、TVでロッキー・マルシアノVSモハメド・アリのコンピューターマッチがあった。アリが徴兵拒否で干されていた時期だったか、カシアス・クレイの方がカッコイイのに、なんだよアリって、ヘンな名前、などといっていた頃かもしれない。結果、アリが負けたのだが、コンピューターのいうとおり、アリが素直にダウンしたりの演技をするとは思えない、おそらく前もって様々な場面を想定して2人が演じ、コンピューターのはじきだした経過にあわせて編集したのだろう。マルシアノは引退から随分経っていたので腹が出て禿げていたが、当時、引き分け無しで無敗のまま引退したのは、全階級を通じて、ボクシング史上マルシアノただ一人である。100%という数字の前には、コンピューターは融通が利かない。

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前号の志ん生がリアルだったので、作り物だと思わない人が多かったようだが、そんな人にとって私はただの写真家である。リアルであればいいというものでもない。 三島は普通に街に佇ませても画にならない。かといって都営地下鉄のフリーマガジンで○○や××△というわけにはいかない。そんな時、馬込に『ヤマモト・スポーツ・アカデミー』が開設されたことを知り、このイメージが浮かんだ。ジム内が赤と黒のツートーンで統一されているところもクールである。そんなきっかけではあったが、はたして山本“KID”徳郁選手以上の適任者はあっただろうか?当初、スケジュールが合わないということで、他の格闘家も考えてみたが、誰一人として思いつかなかった。身長が三島と同じ163センチというのも偶然とは思えない。(三島158センチ説もあるが) 本来セコンドは3人と決まっている。キッド選手からも指摘があったが、三島に4人の若者と最初から決めていたので、試合会場ではなく、当ジムに道場破りが来たという設定でお願いした。災難だったのは現場にいた編集長である。キッド選手の要望で、反対コーナーでファイティングポーズを取るハメになった。一流の格闘家というものはイメージが大事なのであろう。このカットに関しては、後に三島の後頭部がくるはずの虚空を見つめてもらった。 今号はイメージした時から、背後に控えるキッド選手の存在感が、すべてを決すると考えていた。待望の次回参戦 は『DREAM LIGHT WEIGHT GRADPRIX FINAL ROUND』7月21日(月):大阪城ホール 対ジョセフ ベナビデス戦。

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一日  


アダージョ9号が届く。すでに新聞には告知されているようで、モノクロの小さな画像は載ったようである。小さくて横にいる有名人が誰だか判らないだろうし、これはカラーで実物を見てもらわなければならない。この特集人物で、普通、こういう表紙にはならないだろう。お釈迦様でも、という物になっている。 私が手がけた号は、別冊の『尾崎豊と練馬を歩く』以外で、すでに8号分になる。制作中、誰を作っているかいわずに書いている身辺雑記を、制作ノート代わりに、それぞれの特集ごとにまとめたので、近いうちにアップしたい。改めて読み返してみると、創刊号の江戸川乱歩は、決まったのが急だったので2回。向田邦子は、作っていると、初めからいってしまっている。何故かチャップリンに関しても2回しか言及していない。 ついでに、しばらく休止していた小型プリント販売ページも、再開しようと考えている。

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一日  


完成した画像を、メールにて新潮社に送信。2冊におよぶ、5人家族の大河ドラマである。5人の家族に、そのうち2人の10年後。つまり7人分ということである。家族全員、微妙に肌の色が違うというややこしさであるが、考えてみたら最終的にモノトーンになるので、それほどこだわる必要はなかった。著者はアメリカの作家で、ポストモダン文学で最も注目されている作家の一人らしい。今日ばかりは?飲まないわけにはいかず、近くまで来るというTさんと木場で飲む。明日からは、アダージョ10号用の人物にかからなければならない。 本人の生前の写真を使わず、わざわざ人形を作って撮影するのであるから、普通に目に優しいものを作ってもつまらない。そこで都内のウルトラ・ゴージャスな場所を提案したところ、その案が通り、ついでに決まっていたメインの特集場所まで変更になった。しかし、撮影許可がややこしそうで、編集長には、また面倒をかけそうである。前例がないから駄目っていうのは、もう勘弁してもらいたいのだが。

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専門学校時代の同級生が、大阪から浅草に引越ししてくるそうである。同級生同士で結婚し、別れたカミサンのほうが娘を伴なってくるのだが、なんでよりによって浅草かというと、娘が六本木でホステスをやるのに便がよいということらしい。風の噂によると、ミナミでナンバー1だったそうである。両親ともに10代から知っている私としては、俄かに信じがたいが、ブレンドの妙というか、核融合的な化学変化が起きたのかもしれない。 それにしたってあの赤ん坊が、と思うと、私など時間ばかりかかって、このていたらくかと、絵の具がこびり付いた手をぢっと見てしまうわけなのである。

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ユダヤ人のお父さんと、黒人のお母さん、二人の息子に妹の5体を撮影する。 私はメインのカメラは未だにフィルムカメラである。ネガで撮影し、フィルムスキャナーでスキャンしている。最終的にデジタルデータに変換するなら、初めからデジカメでも良いわけだが、そう簡単にはいかない。 フィルムにはゼラチンが塗布してある。それは、コダック牧場やフジ牧場で育てた牛の皮や骨やら腱やらを、大鍋でグラグラ煮出して作っている、かどうかはともかく、ゼラチンを使っているわけである。改めて考えると、今時そんなものを、と思わないでもないが、それに勝るものが無かったのだからしかたがない。しかし私のように、だらしが無いくせに、バックアップもマメに取らず、喉元過ぎれば、何でも忘れてしまうようなタイプには、未だにフィルムは安心である。しかし、合成がもっぱらになってしまった今は、先日入手したデジカメのおかげで、何かをちょっとだけ加えたい場合など、ただこれだけのためにフィルムを使い、現像し、後は捨てるだけ、という無駄からは開放された。

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一日  


提灯袖の少女に着彩を施した後、K本に顔を出すと、ドクターストップがかかったはずのMさんがいて驚く。たいしたことがなかったんだ、と思いたいが、たいしたことがあるのに飲んでる可能性もあり、詳しいことを訊けない。 同じマンションのYさんが、最近、連れていた犬がきっかけで、若い女性と結婚した芸能人の結婚式に出席した話をしていた。奥さんの親が自分よりかなり若く、結婚早々曾孫が出来ちゃってすいませんと謝ったとか。Yさんは、お前も犬を飼えといわれたそうで、女性と懇意になるには良いらしい。帰りのエレベーターでMさんの具合の話になったが、50過ぎたらもういいでしょう、他人がとやかくいうことじゃないよね、と笑って別れた。

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ある歴史書を読んでいて、A級戦犯で絞首刑になった広田弘毅が、福岡の出で、国家主義団体、玄洋社出身と知る。 以前、東大医学部の標本室で、マイケル・ジャクソンが欲しがりそうなコレクションの数々の中に、死体国有論を唱えた夢野久作の父親、杉山茂丸の骨格標本が、ガラスケースの中にぶら下がっているのを見た。隣には仲良く奥さんもぶら下がっていたが、私は、刺青をなめして額装したものや、人間の頭から生えた角、一つ目の胎児、浅沼稲次郎の脳味噌などが見たかったわけではなく、高橋お伝の陰部や、大隈重信の片脚はここにあるのでは、と期待したわけでもない。ひたすら巨人力士、出羽ヶ嶽文次郎の骨格標本が見たかったのである。青山脳病院の斉藤紀一が、日本一頭のいい男と、強い男を養子にしようとしたのが、斉藤茂吉と出羽ヶ嶽であった。出羽ヶ嶽は場所を取りすぎるせいか、そこにはなく、かわりにあったのが杉山茂丸であった。ケースには広田弘毅の名前の入ったプレートが付いていたのだが、総理大臣として、「死体をくれて、どうも有り難う」。という意味だとずっと思っていたのだが、茂丸とは玄洋社つながりだったのを知った、というわけである。ただそれだけの話だが、それにかこつけ、妙に筆が走った。


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最近K本の話題ばかりだが、制作は地味なことばかりで書くこともない。 ドロップハンドルに換える予定の自転車は、中途半端に始めて、しばらく乗れなくなってもと、何もしていない。 制作に飽きるとブレーキと補助ブレーキレバー、シフトレバーをつけたハンドルを握っては、仰向けに寝転がってカチャカチャやっている。しばらく乗れなくなっても、というと、いかにも毎日走っているようだが、そんなことはまったくない。私のことだから、乗れないとなったら、猛烈に乗りたくなることが解かっているからである。だったらいずれそうなるであろうことを想像して、ハンドルだけ握っている方がマシ、というわけである。懸念といえば、今作っている作品が完成すると同時に、自転車改造計画の熱が雲霧散消となることである。何度こんなことを繰り返したであろうか。もうひとつ、永らく続いた私の重要なシリーズ?はエレクトリックギター改造計画であるが、何台ものギターを壊して終息した。と思う。 K本では、先日麦茶を買った私に「まだ生きようとしていやがるな」といったMさんが、ついに肝臓でドクターストップ。最近痩せてたし、ダルそうだった。しばらくは寂しくなりそうである。

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川口のKが、仕事で近くに来たというのでK本へ。TVの影響は大変へんなもので、客で一杯。常連専用の表示のせいで、しばらく常連席は空いていたが、それでもカウンターの上のボール紙製の表示を前に、意を決して座る豪の者もいた。さすがに一杯飲んで帰っていったが。 もっと凄いのは、深川が誇る煮込みの名店で、モウモウと葉巻をふかすバカ男二人。見るからにデキの悪そうなサラリーマンで、似合わないことはなはだしく、魚肉ソーセージをくわえる小学生の如し。ここは日本のアイリッシュパブだとでもいうのであろうか。私も永らくパイプ煙草を愛用したが、日本の大豆製品、味噌、醤油に、まったく合わないので、飲食店では遠慮したものである。K本の煮込みや冷奴、しめ鯖に葉巻は最悪である。郷の親の前でしないことは、できるだけしないようにお願いしたい。閉口して二軒目へ。 到着したばかりの、自転車のシフトレバーをポケットから出して、コキコキさせながら自転車改造談義。最近知った、新しい釣りの仕掛けの話など。飲んで話していることを除けば、まるで子供だが、自慢できることなど、なに一つ話さずにいられるのも、十代からの付き合いの良いところである。おかげでダブル世界戦を観るのを忘れる。

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一日  


気は進まないまま、錦糸町のヨドバシカメラにてデジカメを買う。カメラを買ったというのにワクワク感は皆無。帰りの道中、電気製品だろうがレコードだろうが、我慢できずに説明書を読む私だが、ついに箱も開けず。 木場に帰ると、アド街ック天国で7位にランクされたK本の暖簾が下がっていた。喉がカラカラだったが、西部劇のならず者じゃああるまいし、そんな理由で、K本の正調チューハイを飲ってはいけない。後戻りして、コンビニで麦茶を買う。しかし荷物を置いて、再び行くのも面倒と、結局K本へ。 アド街の効果か、見たことの無い客が多い。常連席は女将さんが死守。ここで、もっともいけないパターンの客が来る。TVを観た女性と、オヤジのカップルである。大体こういったとき、十中八九、自分は酒が強いと思い込んだ、躾のなってない女と、女の顔色だけが気になる、使い道のないボンクラオヤジである。女将さんのイライラ加減が伝わってくるが、今日はまだ作らなければならないものがある。最後まで成り行きを見届けずに帰ることにする。横にいた常連のMさん、「今日は早いね」「やることあるもんで」私のコンビニの荷物に目をとめ、「何買ったの?」「麦茶ですよ」「あ、まだ生きようとしてやがんな、コンチクショー」 Mさん、先代の金原亭馬生じゃああるまいし、少しは固形物食ってよ。

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逃避  


学生時代、試験勉強の最中に、自転車の改造のアイディアを考えることなどに、つい逃避したものだが、外出もしないで制作していると、今でも同じことを考えている自分に呆れる。現在はネットのおかげで、居ながらにして部品を注文できてしまう。フラットバーの自転車は2台あるので、1台をドロップハンドルに換えようと考えた。それに伴い、シフトレバーやブレーキレバー、その他換えないとならない。先日換えたばかりのサドルの色に合わせたバーテープも必要である。実際換えるとなれば面倒だが、今のところ頭の中で考え、注文しているだけなので良い。 学生時代は、試験が終わると同時に、壮大な改造計画に対する熱も一気に醒め、なんであんなに熱中したのだろうと、廊下に貼り出された試験結果を見上げながら後悔したものだが、現在は、後からブツが到着してしまうので、そうもいってられない。玄関の肥やしにすることは避けねばならない。さらに疲れてくると、最近釣りにもいってない、あんな竿が欲しい、ちょっと検索、などということにもなるので、いいかげん完成をいそがねばならない。

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