電気屋さんがやってきて、システムキッチンの乾燥機ドアの蝶番(ちょうつがい)を交換してもらった。30年近い前の部品が比較的早く見つかり、対応してもらったのであるが、いかめしい金具の蝶番を上下垂直にドアを開閉できるようにするためには、中々手さばきが器用でないとできない。どのようにそれを解決していくのかを興味深く、観察した。これはこうなってないといけないが、ここに傷があるから何らかの力が発生して当たるのだ、隙間のスペースは上下同じでないといけないんだ、・・・。非常に論理的に問題を分析し、解決方法を見出していくプロセスに、彼の生きる哲学があるなと感嘆した。そのあと、玄関の鍵の手直し、水道のパッキンの交換までやってもらい、何食わぬ顔で帰っていった。「う~~~」と、まだまだ学ぶことはいっぱいあるなと思った昨日のひとコマでした。