相変わらず、世の中では、多くの事件や災害、争い事が発生しているが、その根底には、人間の私利私欲が見え隠れし、誠に残念に思う。STAP細胞の問題についても、個人や組織、日本の科学技術最高機関の権威や信頼度を揺るがすのではないかと、躍起になっているが、登場する人物は自分を守ることで精いっぱいのようにも感じ遺憾である。改竄や捏造における判断については、切貼りデジタル技術による時期的差異、また生命科学と一般社会での差異があり、今の人類では、明確に誰もその真実を証明できないようにも思う。そんなことよりも、多くの人類を救済できるかもしれない、STAP細胞の誕生に力を注ぐ研究を続けてほしいと思う。悪意ある不正を追求しようとすると、当事者の研究が停止し、白黒の判断だけを追求するといった今望まれている本来論から遠く離れていってしまうことになるであろう。今回の問題は、研究者や機関の大きな問題を露呈したが、情けないかな、感じたのは人間の性のようなものが大勢を占め脳裏から離れない。