あちこちの街角で、時間があれば、また歩きながら、そして電車に乗れば、スマートフォンを操作している光景は、いまや全国どこにでも見られる。家庭においても、話しながら、相手の顔を見ずに、デジタル機器を操作していることも少なくない。ある意味、デジタルデトックス(中毒、依存症状態)になっている。個人的には、戸外では使用しないが、在宅中はパソコンやタブレットを使用している時間が多い。生活の大半をツールであるデバイスに頼ると、本来の人間の機能が低下してくる。電話番号を覚えられない、じっくりと考えられないなどは、脳機能の弱体化につながる現代病の一つであるのではないかと思っている。今朝、このような警鐘の活字が目に入り、今感じている。少し、デジタルデバイスから離れてみよう。