~こころ豊かな愉快な生き方を求めて~

サスティナブルな世の中で幸せの笑顔が満ち溢れますように
内容:地域活性化、歴史探訪、パソコン、野球

パソコン遠隔操作事件に潜む多くの課題

2014-05-21 09:08:38 | 社会問題
・デジタルフォレンジックにおける適用技術力の向上
 コンピュータ犯罪や法的紛争の原因究明、捜査に必要な機器やデータを収集分析し、法的証拠を明らかにする技術が我が国はまだまだ不十分である。といっても高度な技術力を保有する大学やベンチャー的な企業はないわけではない。問題は現実の事件に総合的に適用できていないことである。公的な機関も超得意な技術を保有する組織団体との情報および人的なコラボが日常的に大切ではないかと思う。

・倫理善悪観念の強い若者の育成
 真犯人は、何を目的としてこのような世に反する誤った行動に走ったのか。優秀な人物を狂わせる要因とは何か。若者であるだけに、教育・しつけ・愛情ということが浮かんでくる。将来の日本を背負う子供たちを倫理観念高い人材に育てるために、人間力を養成する社会環境つくりが頭をよぎる。

・誤認逮捕者への保証
 絶対に忘れてはいけないことは、四人の誤認逮捕者が出たこと。そして、そのうち二人がそれを認める発言をしたということだ。密かに個人的にパソコンを操作する中で違反に値するかもしれないことかもしれないと思い、また厳しい犯罪追求の中で思わず、誘導されそのような発言が出たかもしれないが、恐ろしいことである。いずれもその該当者の社会的な信頼度は丸つぶれであり、その回復に相当な時間と労力がかかる。

※いずれにしても、悪いことは悪いのである。その見定めがきっちりとできなければ社会人としては失格なのである。

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