京都府綴喜郡井手町、地蔵禅院のしだれ桜の枝。来月末頃には、沢山の人がやってくる。夕方訪れたら、八十歳を超えたであろう、おばあさんが土地のいろいろなことを話してくれた。ウォーキングの時にお話しできる内容もあり、また良い出会いであった。これこそが、楽しみの一つである。
二年前に市民向けの歴史講座とウォークを開講以来、3月で15回目を迎える。徐々に、市民の方々との交流も増加している。一方、過疎地域に住む区は、人の出入りもほとんどなく地域交流が乏しい。今年度は、班長だから何かをと思っていたが、従来通りを望む地区で良いらしく、自ら動いても仕方なく、何の変化もなく終わる予定。昨日は、平成28年度の区役員選挙があった。投票時間に、区民が静かに投票し、即開票。開票のお手伝いをしたが、予想通りの結果。まずは、区の役員の意識改革が必要だが、そんなことには全く関心はないようだ。子供が少なく、文化スポーツ活動も少なく、限られたお隣さん同士の交流で、ただ日々おとなしく生きていくだけではたして、本当の幸せなのだろうか? ますます増え続けるシニアこそ、刺激を求めて外に出て、動かないといけないと思う。平和ボケはしたくないと思った。