年度初めになると、同窓会の案内が届く。中学校、高校、大学、社会人になってからの各職場という具合にである。そして、思い出されるのが、その時々の出来事と人々である。先日夜遅く、電話がかかり、「誰かわかりますか?」ときたが、声が小さいのと、間違っては失礼だと思い答えなかった。すぐに、名前を聞いたので、彼らと一緒に仕事をした時の状況が走馬灯のように、頭の中をよぎった。ほんの2~3秒だっと思うが、その仕事をするきっかけ、出会った人々、その時に作成したシステム・・・、不思議な現象であった。話をしながら、言葉とは違う次から次へと思い浮かんでくることが不思議でならなかった。本を読んでいながら、頭の中は、他のことを考えることができるように、マルチCPUが働いていたのであろう。人間とは、人生とは、分からないことだらけであり、だから、面白みもあり、生きられるのかもしれない。さあ、これから、今日は、どんな出来事が待っているのやら、気持ちを前向きに生きていこう。今日もしなければならないことが多くある。