NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の主人公・井伊直虎は、今川家から送り込まれた男性であったという文書が見つかり、井伊美術館が発表したとのこと。昨年末に発表された、彦根藩子孫がまとめた「雑秘説写記」では、今川家の新野親矩の甥を井伊次郎としたとあったが、間接的に聞いた二次的な史料。今回の彦根藩の河手家系譜では、井伊次郎は今川のものなりとのことで、井伊直虎と次郎が同一人物との記述がある。これで、おんな城主の可能性が疑わしくなり、次郎法師はおんな、直虎はおとこで別人であるようである。しかしながら、これで真実とは言えない。河手家系譜は250年後、分家筋の子孫が追記したもので、正確かと言えば疑いは出てくるであろう。歴史の真実は、井伊谷の井伊家の文書が決め手になるのだが、それは出てきていない。
明日は、つつきはっけんの特別講座で第1部は『神君伊賀越え』講演、第2部は『きょうたなべのむかし・いま』の映像を上映する。少人数で、じっくりと対話しながら進めたく思っている。伊賀越えは、何回も聞いて疑問を持っておられる方や、初めて聞かれる方もあり、いつもながら、その照準の合わせ方に迷い色々考えたが、最も関心のある『神君伊賀越えの真実に迫る』ということに決めた。
明日は、つつきはっけんの特別講座で第1部は『神君伊賀越え』講演、第2部は『きょうたなべのむかし・いま』の映像を上映する。少人数で、じっくりと対話しながら進めたく思っている。伊賀越えは、何回も聞いて疑問を持っておられる方や、初めて聞かれる方もあり、いつもながら、その照準の合わせ方に迷い色々考えたが、最も関心のある『神君伊賀越えの真実に迫る』ということに決めた。