「つつきはっけんのイベントをされている方ですか」と突然、市内のあるところで尋ねられた。先月末に行った、甲冑武将ショーのことを知らず、甲冑ファンとして、大変残念だったと悔やんでおられた。徐々に、市民につつきはっけんが知られ、年間参加登録者だけでもイベント開催の恰好がつくようになったけれども、まだまだ十分なイベント情報が届いているとは言えない。市の広報誌、広報板、公共施設の掲示、全世帯配布のぐってぃ、京都新聞、ホームページ、参加者へのメール配信、などで、イベント案内をしているが、最も効果があるのが、直接の電話連絡である。参加された方々にそのことについて聞き自分なりに分析してみると、開催案内を知ったが、余程、興味がない限り、忘れてしまうことがあり、電話により「ああそうだったね、有難う」と思い出すことも少なくないとのこと。また、参加申込みも面倒だし、当日のことは、その近辺にならないと不明であるというのが本音だろう。だから、より関心を持っていただくために、ホームページで、イベント案内を年度初めから行い、見どころや訪れる場所の写真、ウォークコースの詳細情報も随時発信している。しかしながら、年配者のインターネット利用は、まだまだ少なく、折角の情報公開が行き届いていない。このことについても、やるべき課題やプロセスは難問となろう。物事を追求していくと、満足ということには、中々到達できない。しかし、しかしである、いつまでも、『ONE FOR ALL,ALL FOR ONE』のこころをもって、進んでいきたいと思うのである。