沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

鵜飼い

2006-06-05 | 国内旅行
鵜飼いを見たのは子供のとき以来です。 -長良川鵜飼-
鵜飼いが始まる前に、鵜匠さんがいろいろ説明してくれました。
中国から伝わった原始的漁法。ウミウは茨城県で捕獲して飼いならす。30羽くらいを育てる。
二尋半の紐をかけるが、鵜の健康状態を見て疲れている時は紐を緩くする。そうすると胃に魚が流れ込むので鵜は魚を捕らなくなり、ずっと泳いで休憩し体力を回復できる。
松明を使うのは日本固有。松脂でよく燃える。結構火が飛んで危ない。
鵜匠の装束は、浦島太郎時代のもの。鵜を驚かさないよう黒い。烏帽子は火の粉から髪の毛を守る。前掛けは襟元から水や魚で汚れるのを防ぐ。腰藁は水がはねて体が冷えるのを防ぐ。
うーん、結構意味があるんだ。


鵜飼いのクライマックスは、総がかりという技。6隻の鵜飼いが並んで長良川を下り、鮎を追い詰める。
一日の仕事を終えた鵜たち。カゴに入るのを待つ。