げんたろう新聞を配っていただくお願いをしながら、綾部の各地を回っているうちに、どんどん時間が過ぎていく。
日も短くなり、アッと気がつくと、夜になっている感じだ。
政治活動というのは、個人研究ではない。あくまで相手のある活動であり、人の支えがなくては活動することができない。
相手とは、目に見える相手と、目に見えない相手の二つがある。
目に見えない相手にどう理解してもらうのか、最近の選挙ではそれが重要になっている。
ブログの内容にも賛否があるし、コメントの対応についても、「コメントした人への返事ではなく、見ている人すべてを意識した返答をしなければダメだ」と言われるのもよく分かる。
ただ、世論は一つではないし、時と場合によって、変化していくものだ。だから、目に見えない相手を意識しすぎると、自分は何のために政治活動をするのか、よく分からなくなる。
マスコミが創り出す“風”にも配慮しなければ、国政選挙では全く勝てない時代でもある。
“風”に左右されず、本当に正しいと思えることに向かっていくために、自らメディアを持たなくてはならないと考え、「げんたろう新聞」を発行するようになって、今月で30号になった。
後援会の役員さんを中心に、ほとんど手配りで毎月、お届けいただいている。「自治会内くらいは全戸配布するで!」とおっしゃっていただく方には、全戸ポスティングしていただいている地域もある。
見捨てずに、期待して応援していただいている方々のためにも、さらに頑張らなくてはいけないと思っている。