電話や来客、広告の仕事に加えて、様々な団体の決算時期で忙しい。数字は魔物だ。
夜は、NPO法人あやべ農業友の会(河北卓也理事長)の総会。
農業友の会は農業青年クラブとほとんどのメンバーがかぶっているが、青年クラブは農業従事者の会であり、友の会には僕たち消費者が加わっている。
毎月の例会は参加者が少なく、卓ちゃんがいつもイライラしているが、今日は10名ほどが集まり、今後の活動について活発な話し合いが行われた。
民主党がマニフェストに掲げた農家の“戸別所得補償”についても聞いたが、一反あたり15,000円がもらえるそうだ。
減反などの生産調整に応じたらもらえるというもののようで、減反させられるのなら、“補償”をもらわずに作って売ったほうが収入になるという話も出ていた。
10町やっている人には150万円が“補償”されるが、財源は土地改良事業など、様々な農林業補助金をカットして充てられる。土地改良事業による圃場や水路などの維持改良の際に自己負担が増えるのでは仕方がない。
子ども手当てにしてもそうだが、民主党の施策には成長戦略がない。全体が死んで、いずれ個々も死んでしまうという未来に希望の見えないものが多い。
農業友の会メンバーはもちろん年金などの収入がない中で農業をしているので、この会での話は、専業農家の実際のところがよく分かる。
肥料などの資材の値段のことや売り方などを工夫して、なんとかやりくりしていこうと知恵をしぼっておられる。
副理事長の四方英喜さんから、“志賀郷三土市”のチラシをいただいた。
4月17日(土)から、毎月1回第三土曜日に、志賀郷公民館のところで、市が開かれるそうだ。
志賀郷は元気だ。ワタルくんのチラシもすごい出来栄えだ。
国が何もしなくても、人が集まれば、何かやってみようという動きが起きている。