四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

たーちゃん

2010年05月02日 | 哀悼

 今日は、山下たーちゃんの1周忌法要に参列させていただいた。

 たーちゃんは並松で生涯暮らし、父より5歳年上の幼なじみで、選挙の時も常に一緒に行動してもらっていた。

 たーちゃんは子どもの頃から病気がちで、結婚せず子どもがなかったため、僕や弟妹のことを我が子のように可愛がってくれた。

 フロンティア草創期の運転ボランティアでもあり、両丹企画の株主でもあり、サポステの大家さんでもあった。

 喪主であったお姉さんのあんちゃんが、「今日は忠男が一番来てほしかった方々にお越しいただき、忠男も大変喜んでいると思います」とご挨拶された。

 食事会の最後に、父と山根さんがたーちゃんに教えてもらったという“別れの相撲甚句”を披露した。たーちゃんは相撲が大好きだった。出棺の際にもこの“別れの相撲甚句”のテープが流された。

当地興行も本日限りよ 

勧進元や世話人衆 御見物なる皆様よ いろいろお世話になりました


お名残り惜しゅうは候えど 今日はお別れせにゃならぬ


われわれ立ったるそのあとも  お家繁盛、町繁盛 悪い病いの流行らぬよう 蔭からお祈り致します 


これからわれわれ一行も しばらく地方を巡業して 


晴れの場所で出世して またのご縁があったなら 再び当地に参ります


その時ゃこれに勝りしごひいきを どうかひとえに願いますよ 


折角なじんだ皆様と 今日はお別れせにゃならぬ


いつ またどこで逢えるやら 思えば涙がパラリパラリと

 幼なじみ二人の唄う相撲甚句を聞きながら、たーちゃんを思い出して涙が出てきた。

 ヤッしゃん、たーちゃん、とずっと仲良く一緒の二人だったので、昨年の葬儀の際には、父も身体が半分なくなったように寂しそうだった。

 本当に天気が良かった今日、お墓参りもして、久しぶりにたーちゃんと再会した。


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