午後、建国記念の日、紀元節を祝う京都北部府民の集い(後藤堯実行委員長)に出席した。中丹文化会館がほぼ満席になっており、多くの方がお越しになっていた。
最初に、島根県から《海潮山王寺神楽》の一行が来られて、「簸の川大蛇退治」の神楽公演を見せてもらった。大変迫力のあるものだった。
式典の後、元海上保安官で尖閣ビデオをインターネット上に投稿し、結果的に民主党政権の弱腰外交を露呈させた一色正春さんが講演された。
「ウソはいけない」ということを何度もおっしゃっていた。
中国にいた頃、1980年代までは、日本の「おしん」「山口百恵」などは中国で大ヒットしており、中国人で知らない人はないというくらい日本の大衆文化が浸透していたそうだ。
高倉健は当時の中国人女性のあこがれであり、石平さんは栗原小巻のファンだったとおっしゃっていた。
それが鄧小平による改革開放路線、そしてそれによる社会のひずみ、国民の不満をそらすため、90年代から共産党政府による反日教育が徹底的に行われた結果、今のような日中関係になってしまっているとおっしゃっていた。
日中関係を直接的に好転させようとするよりも、他のアジア諸国と友好を深めることによって日中関係が良くなるのを期待する方が良いのではないかとおっしゃっていた。
終了後、府北部の府市町議と講師の先生との意見交換会に出席した。
講演よりもさらに深いお話も聞かせていただいた。