朝から京都へ向かう。
11時から、自民党京都府連の選対会議および議員総会に出席した。
知事選への対応、府議補選の情勢報告などが行われた。
選対本部の組織も発表され、僕は津田大三青年局長、二ノ湯真士青年部長の下で、青年部員に配属された。
午後は、青年政治大学の講義に出席。司会を務めた。
今回の講師は、京都大学大学院エネルギー科学研究科の手塚哲央教授に「再生可能エネルギーと社会」と題して、講演していただいた。
大変分かりやすいお話で、「今の原発議論は議論の基礎となる指標が異なっていたりして、議論がうまくかみ合っていない場面に出くわす」とおっしゃっていた。
「原発を継続するとすれば、それに関わる組織のあり方は、思い切り変えた方が良いのではないか」とのことだった。
「ただし、原子力技術に関する研究は決して止めてはいけない。軽水炉はすでに世界各国に広がっており、日本だけが止めても意味がない。それよりもこれを安定的に維持するための技術研究に力を入れるべきだ」
「向こう10年だけを考えるのならば、再生可能エネルギーだけでエネルギー供給をすることは無理だが、30年スパンで考えるのならば、ライフスタイルを大きく変えることを含めて国民的合意ができるのなら、目指そうというのも一つの考え方だ」
「これからの日本人に必要なのは『自律』(自分で考える)すること。みんながいろんな知恵を持ち寄れる“場”づくりが必要ではないか」