19日㈮、午前中、障害児の放課後デイサービス事業をしておられる「あんじゅとよさと」(綾部市栗町、旧豊里東小学校)を訪問した。酒井裕史市議が参院選の事務所当番に来ておられたので、誘って一緒に見学をさせてもらった。
綾部や福知山等で高齢者介護施設などを経営しておられる㈱ミストラルサービスが昨年4月から運営しておられるとお聞きし、以前から障害のあるお子さんがおられる保護者の方からの要望もあったので、どういう施設か見学に行くことにした。
月曜日から金曜日の11時~17時まで開設しておられて、一日平均すると6~7名の子どもさんから通っておられるそうだ。中丹支援学校や各学校まで迎えに行き、帰りは自宅に送ってもらえる。
障害者手帳や医師の診断書を生活支援センターえがおに持って行くと、受給者証が発行され、利用できるシステムだということだった。1回の利用料は800円(別途:要必要経費)だが、世帯収入が890万円以上でなければ、月の利用料は無料もしくは上限4600円で利用できるそうだ。
1日の利用人数は上限10名となっているが、急に預かって欲しいという希望があることもあり、1日10.5名くらいまで上限を緩和することを京都府が認めてくれれば、保護者の希望にも対応しやすくなるとおっしゃっておられたので、今後、京都府に働きかけていこうと思う。
見学を終えて部屋を出ると、隣りに同じミストラル系列の介護予防事業所があったので、合わせて見学させていただいた。こちらは1日500円で利用でき、日に10数名が利用しておられるそうだ。高齢者の筋力トレーニングの指導をしておられ、いわゆるこれが「介護予防事業」というものかと初めて直接見ることができた。
昼に自民党事務所にて、自民党綾部支部の正副支部長・議員団会議を開催。参院選の最終盤に向けての情報交換や定期総会に向けての役員改選についての相談など。
夜は小源太と二人で先日、天橋立ワインの20周年で紹介していただいたチューバ奏者のダヴィッド・ザンボンさんとピアニストのパトリック・ジグマノフスキーさんのコンサートに行った。
早く着いたので小源太と話しながら、少し天橋立を散策。中学校の吹奏楽部でのことなどを聞いた。
日が沈み、コンサートが始まった。小源太は綾部中学校の吹奏楽部でチューバを演奏しているので、チューバに興味があり、こういうイベントなら一緒について来る。
天橋立ワインの山崎浩孝社長からコンサート前にダヴィッドの教え子の日本人チューバ奏者の若者たちや大阪音大講師の中村真美さんを紹介していただき、小源太はその方々とも話をさせてもらって、チューバのことをいろいろと教えてもらっていた。
コンサートは暖かい空気の流れるいい雰囲気で進み、曲はほとんど知らなかったが、ゆったりとした気分になり、楽しむことができた。欲を言えば、ワインを飲みながらが良かったが、今日は小源太の運転手だったので飲めなかった。
先日、初めてお目にかかったアーティストの河原シンスケさんも「枯葉」やイブ・モンタンの曲をフランス語で唄われた。「初めて唄った」とおっしゃっていたが、そうは思えないほど堂々としており、良い歌声だった。
コンサートが終わると、ダヴィッドさんが小源太に個人レッスンをしてくださった。小源太にとっては大変、刺激的な楽しい時間だったそうだ。指導の後でチューバを吹かせてもらっていたが、すぐに指導の成果で良い音色が出て、本人も驚いていた。