19日㈫、10時から古川樋門に建設された排水ポンプ場の竣工式典に出席した。この排水ポンプ場の完成によって、床上浸水の被害はなんとか出さずに済むようになるのではないかと大いに期待している。
この地域の内水被害は長年の懸案であった。綾部市街地の全ての雨水が古川樋門に集まる構造になっており、由良川の水位が上がって樋門が閉じられると内水が溜まって床上浸水被害を出してきた。
府議になって3年目、平成25年9月16日の大雨は綾部市全域に大きな被害を出し、特に堤防決壊した私市町と古川樋門がある延町は床上浸水を含む大きな被害を出した。
2013年9月16日blog「水害」https://blog.goo.ne.jp/gentarou-ayabe/d/20130916
9月22日には谷垣禎一法務大臣と山田啓二知事が綾部に来られて被害状況を調査、その場で綾部市や地元の皆さんから排水ポンプ場の設置要望が出され、そこから8年半かかって今日の完成を迎えた。
この間、地元の皆さんは綾部市由良川内水処理対策協議会を設立され、政府や京都府への要望活動に熱心に取り組まれてきた。今日の完成は、初代会長の安村昇さん、後を引き継がれた二代目の上柿耕作会長、事務局長として推進されてきた井倉町商工繁栄会長の福多弘祐さん、事務局をお世話になった日東精工㈱の方々の努力の賜物だと思っている。
また、6年前の2016年に参議院議員に当選された福知山市夜久野町出身で元国交省技監の足立敏之参議院議員には、当選前の活動の中で同協議会の皆さんと話をしていただく機会を作り、当選後はこの実現に向けて国交省への後押しをしていただいた。
東京に行き、国交省を訪問した際には足立参議院議員の紹介で、当時の泊宏治水課長と面談することができ、京丹後市峰山町の出身だとおっしゃった泊課長は「私が国交省で由良川のことを一番よく知っています」と力強く後押しいただいたのをよく覚えている。
その日は同時に国道27号線の改良促進要望も行い、当選後には27号線の整備促進にも後押しいただいている。
竣工式典の後、電車で京都へ。12時半から自民党府議団の議員団会議に出席。当選された西脇知事も御礼の挨拶に来られた。