四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

ラマダンが明ける

2023年04月22日 | イベント参加

 22日㈯昨夜、イスラム教の断食月(ラマダン)が明けたそうだ。パキスタン人のアリ・アフタル社長から昨夜に誘いの電話があり、後藤光くんと一緒に10時過ぎからアリ社長の工場でのバーベキューパーティに参加した。綾部市、舞鶴市、兵庫県、京都市などからパキスタン人が来ておられた。

 日本人の議員と撮るのは珍しいからか、みんなが写真を撮ってほしいと言ってくる。去年もパキスタンのローカル新聞に写真が載ったそうで、今年も載せてくれるようだ。

 焼いたチキンはスパイシーで美味しい。ヨーグルトとマヨネーズを合わせたようなソースにつけて食べる。何という料理か?と聞いたら、「バーべキュー」とそのままの名前だった。

 パキスタンの米料理は甘くて苦手で、白和えのようなものも口には合わなかった。ラマダンが明けるとパキスタンの人達は甘いものを食べるようだ。

 皆さん日本語を流暢に話されるので、互いの国の政治や社会の話になった。自民党と民主党の政権交代とか、詳しい方は日本の政治のこともよく知っておられた。

 パキスタンの議員は権力があるようで、移動の際にはパトカーが前後に付き、一般の人と親しく話をすることはないそうだ。

 日本で永住権を取得しているのに、なぜ選挙権がないのか?と聞かれて、「皆さんがそうだとは言わないが、悪いことを考える国もあって日本が他国に支配される可能性があるから」と説明し、「選挙権がなくても、皆さんが生活する上でお困りのことがあれば、私に言ってください」とお話した。

 アリ社長のお兄さん、アリ・ガザンファさんアリ社長を日本に呼び寄せた方で、4人の息子さん達も日本で事業をしているそうだ。世界各国で生活した経験もあり、アメリカの永住権も持っておられたそうだが、「日本が世界で一番良い国。息子たちはアメリカに行きたがったが、ダメだと言った」とおっしゃっていた。

 日本も少子化対策をやっているが、第二次ベビーブーム世代の最後にあたる、我々、昭和49年生まれがもう50才になる今になって取り組んでも遅すぎる。我々世代が「就職氷河期」になって結婚もできなかった時点で、日本は少子化、人口減少の道をたどることが決定した。

 こうなった以上、外国人によって労働力を確保していく道を探らざるを得ないと思っている。パキスタンは人口も増えており、若い世代が人口に占める比率も高い。かつ、世界で生き抜くたくましさと頭の良さがある。

 2月議会の一般質問では京都府北部を「外国人労働特区」にすることを知事に求めたが、早く思い切った手を打つことを考える必要があると考えている。

 

 17時半からは綾部商工会議所青年部(山室範武会長)令和5年度総会に出席した。

 山室会長の挨拶や来賓挨拶などの後、乾杯の発声をさせてもらった。

 懇親会では役員紹介や8月に行われる会員大会のアピールなどがあり、最後OB会長の荒木善吾さんが閉会挨拶を述べられた。

 綾部の若手・中堅世代の代表として、存在感のある活動をしていただくことを期待している。


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