先日、ある高台にあるテニスコートで午後4時頃(薄暗くなり始める頃)までテニスをやっていたら、顔の周りにたくさんの小さな虫が飛び回り始めた。私は手で払いのけながらテニスを続け、それから間もなく終了となったのだが…
ベンチで談笑していた時、何となく足に違和感を覚え、足元を見てみると… 黒いハエのような虫が飛び回っていた。私は「ハチではないし… アブでもなさそうだから、どうってことないな」と思いながらも、目障りなので手で追い払っていたのだが…
右足の“向こうずね”に直径1mmほどの赤い点を見つけた。それを見た私は、以前もココで同じように血が出ていて… その後、そこが物凄く痒くなったことを思い出した。と同時に、痒くなり始めたのだった…
帰宅後に数えてみたら… 右足に8カ所、左足に1カ所の“虫にやられた跡”があり、痒いのなんのって… なるべく爪を立てないように、擦るように掻き掻き掻き掻き… しかし、いつやられたのか、何にやられたのか… 犯人が私の足に止まっているところを見たわけでもなく… 不思議だった。
早速、便利なインターネットを使って… ハチや蚊がヒットしないように“虫さされ 出血”で検索したところ… 「ハエに似ている」「体長は3~5mm」「足元の肌が露出している部分を狙ってくる」「朝夕の涼しい時間帯に集団で人を襲う」「皮膚を咬み切って出てきた血を吸う」などの状況証拠から、犯人は“ブユ(ブヨ)”であると断定した。また、顔の周りを飛んでいた虫は、ブユ(ブヨ)とは違う虫のようで… まったくもって見事な“陽動作戦”である。
さらに「あの時… 他の3人は、私ほど騒いでいなかったような… 変だなぁ…」と思っていたのだが、ブユ(ブヨ)は「黒や紺などの暗い色の服装には寄ってくるが、明るい色の服装には寄ってこない」とか… そう、あの時! 正に私は“紺色のウェア(短パン&半袖)”を着ていたのである。わおぉぉぉぉぉ… 誘惑した私が悪かったのか… グスン…(あぁ、痒い痒い…)