4月12日の5時過ぎに起きると、晴れた空に煌々と月が輝いていました。何とかいい景色にめぐり合うことが出来るかも?と期待して、家を飛び出しました。
倶知安の町に下りて京極方面の道路に入ると、羊蹄山の上に月が近づいていました。
雪面には融雪の墨が播かれて、幾何学的な模様が描かれていました。農作業の一環の単純な墨撒き作業も、それぞれの農家の人達の性格が表れています。
いつもの蕎麦屋さんの前の池に寄ってみると、
池の中に羊蹄山の姿が映し出されて、遠くに鴨の姿が見えていました。
ふと池の中を見ると、白い月がくっきりと映っていました。一時は凍りついていた池もすっかり溶けてしまいました。