8月26日、このところ朝夕はすっかり涼しくなり、窓から入り込んだコオロギがフロアーをチョロチョロ動きまわっていました。今朝の気温は14℃。夜は布団を被って寝ました・・・・
8月15日はお盆の最後の日で、夜になって精霊流しが行われます。さだまさしの歌で有名な長崎市の「精霊流し」はその規模も大きくて賑やかです。
わが町でも初盆を迎えた故人の家族らが盆提灯や造花などで飾られた精霊船に、故人の霊をのせて海のそばの流し場まで運びます。
初盆でない家庭では、わらを束ねた小さな菰に花や果物を包んだり箱に入れたりして、流し場まで毎年運んで御線香をあげながらお別れするのです。
新盆を迎える浄土真宗の御家族では、切子灯篭と言って灯篭の枠を切子形に作り、長い紙を下げるなどの涼しげな提灯をたくさん下げた大きな船を運ぶところもあります。妹の知り合いの方でしたので、聞いてみると40個の提灯が下がっているとのことでした。
私が子供の頃は川や海に流していましたが、今では最後にすべてが1個所に集められて燃やすそうです。