今月はサクランボの季節で、仁木や余市の果物産地を控えている俱知安町でも、サクランボがお店に並んでいます。
いつも立ち寄っている果物屋さんに行ってみると、これが美味しいですよ!と、「正光錦(セイコウニシキ)」というのを薦めてくれました。先週は「佐藤錦」を買ったのですが、これは定番の美味しいサクランボです。「正光錦」は果汁が多めで酸味が少なくしっかりした甘みのサクランボだそうです。
調べてみると山形県の佐藤正光という人が、佐藤錦に高砂を掛け合わせて新しく製品化したものだそうです。佐藤錦は実が柔らかく、皮が薄く糖度が高いために、すぐに柔らかくなってしまうのだそうです。
確かに甘みがあり、とても美味でした(^^♪。
そこで、ジャム用になるサクランボを探していると、「生光錦」の規格外の小さめで少し時期が過ぎた感じのものを、安くしますからと、1500円で売ってくれました。3㎏もありました。
夜、TVのU-24サッカーの対スペイン戦を見ながらジャム作りです。サクランボは種を取らなければならないのが面倒なのですが、お店の人に尋ねると種抜きの器具もあるけれど、お水を少しだけ入れて煮たものを手で抜き取るのが一番早いというので、使い捨ての手袋をつけて種抜き作業。4箱2㎏余りを使ったので少し時間がかかりました・・・
翌朝、夜間電力の時間帯で半量ほどのグラニュー糖を入れて弱火で煮込みました。最後に少しだけ攪拌して皮をつぶし、レモン汁を加えて煮込んだものを瓶詰めにしました。
サクランボは酸味が少ないので、砂糖はサクランボの1/3ほどの量で充分だと思いました。爽やかな味のジャムが完成です。
最初に煮込んだ時に採れたジュースに砂糖を加えて冷やして飲んでみると、これも爽やか感のあるジュースになりました。