四国遍路

ネットで検索すれば、至れり尽くせり、遍路の
情報が載っている。居ながらにして遍路ができる。
急峻な山道あり、海岸通りあり、大変そうだ。
歩き遍路を達成した人たちの体験談、さまざまな
思いも読ませてもらった。もう80回以上も周って
いる人もいるとか。家も家族も捨てて、四国の人の
温情にすがって生かされている人だ。

虚無僧もそうだ。結局は人の情けにすがっての
無銭旅行。それがはたして良いのか悪いのか、
自問自答して苦しむ。
そんな自分を受け入れてもらえるのか、つまり、
一文無しで無事帰れるのかだが、そういう雑念も
捨てて、己れを虚にし、心無になる修行である。

それにしても、歩き遍路を達成した人たちの顔は
みなすばらしい。目が清く澄み、晴れやかだ。
そうなれるか否か、自分が試される場と思うと怖い。

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

「一休と虚無僧」で別にブログを開いています。