終戦記念日を前に、映画『少年H』を観てきました。
原作は、妹尾 河童(せのお かっぱ)の“自伝的小説”。
300万部以上の大ベストセラーになり、1997年(平成9年)
毎日出版文化賞・特別賞受賞。1999年(平成11年)、
2001年(平成13年)にはフジテレビにより2時間スペシャル
ドラマとして放映された・・・・・・そうですが、私は全く
知りませんでした。
神戸で、主に外国人相手に洋服を仕立てていたテーラーの
父と、プロテスタント・クリスチャンの母との間に
生まれた「妹尾 肇(はじめ)=河童の本名)」。
外国人との付き合いがあったこと、母がクリスチャン
だったことで、戦争中、一家は いやがらせや迫害に遭う。
ネットで検索すると「中学校の正門に、中学生が銃を
構えて歩哨として立っていたり、中学生が実弾の演習を
するなどということは無かった。「日本の兵隊、軍国主義の
おぞましさが、ことさらに強調されている」という指摘も
あるが、今この時期、反戦を訴える映画として、多くの
人が観るべき価値はある。
妹尾河童の少年時代を演じた「吉岡竜輝」、そして妹役の
「花田優里音」。子役の演技はすばらしい・・・・ が、
それ以上に「水谷豊」は存在感があった。背が低く、
歳がいっていることで兵隊にとられなかったというの
だから、「水谷豊」をおいて他に居ない、はまり役。
「肇」少年が、アメリカからの葉書を見せた友達が、
そのことを他にもしゃべったことで、スパイの容疑を
掛けられる。だが、父親は「友達は悪くない、自分が
しゃべったことが原因」と諭す。
「他人を責めてはいけない。すべての原因は自分にある」と
いう。最近、そのような人生訓をよく耳にするようになった。
原作は、妹尾 河童(せのお かっぱ)の“自伝的小説”。
300万部以上の大ベストセラーになり、1997年(平成9年)
毎日出版文化賞・特別賞受賞。1999年(平成11年)、
2001年(平成13年)にはフジテレビにより2時間スペシャル
ドラマとして放映された・・・・・・そうですが、私は全く
知りませんでした。
神戸で、主に外国人相手に洋服を仕立てていたテーラーの
父と、プロテスタント・クリスチャンの母との間に
生まれた「妹尾 肇(はじめ)=河童の本名)」。
外国人との付き合いがあったこと、母がクリスチャン
だったことで、戦争中、一家は いやがらせや迫害に遭う。
ネットで検索すると「中学校の正門に、中学生が銃を
構えて歩哨として立っていたり、中学生が実弾の演習を
するなどということは無かった。「日本の兵隊、軍国主義の
おぞましさが、ことさらに強調されている」という指摘も
あるが、今この時期、反戦を訴える映画として、多くの
人が観るべき価値はある。
妹尾河童の少年時代を演じた「吉岡竜輝」、そして妹役の
「花田優里音」。子役の演技はすばらしい・・・・ が、
それ以上に「水谷豊」は存在感があった。背が低く、
歳がいっていることで兵隊にとられなかったというの
だから、「水谷豊」をおいて他に居ない、はまり役。
「肇」少年が、アメリカからの葉書を見せた友達が、
そのことを他にもしゃべったことで、スパイの容疑を
掛けられる。だが、父親は「友達は悪くない、自分が
しゃべったことが原因」と諭す。
「他人を責めてはいけない。すべての原因は自分にある」と
いう。最近、そのような人生訓をよく耳にするようになった。