現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

密教の護摩は「拝火教」の儀式

2013-08-25 04:04:06 | 虚無僧って?
今日の日本の仏教は、8割方、釈迦仏教から離れてしまっている。
浄土経についても、お釈迦様が「私より阿弥陀仏を信じるがよい」
などというはずがない。釈迦の頃には「阿弥陀仏」は存在して
いなかった。後世の創作である。

天台、真言の密教系と山伏の修験道では 護摩を焚くが、
「お釈迦様が護摩を炊いた」などという話は聞いたことがない。

釈迦が否定したことを、なぜ日本の仏教寺院ではやって
「仏教でござい」と言うのか。まさに「嘘も方便」「嘘
虚仮(うそこけ)」である。

中日新聞の文化欄に、立川武蔵氏が連載している「ブッダを
たずねて」は、そうした仏教の変遷史が書かれていて面白い。

「護摩」は、古代イラン人の「ゾロアスター教」の儀式が、
インドのバラモン教に紛れこんだものとのこと。

「ゾロアスター教」といえば「拝火教」だ。バラモン教で、
供物を火にくべる儀式が、仏教では「煩悩を焼き尽くす」と
いう意味で取り入れられた。

虚無僧の発祥は、室町時代「高野山の真言密教」の流れの
「時宗」であり、「禅宗」へと宗旨替えしたのは「一休」の
影響と、私は考えている。

寺も経典も無い、釈迦の原始仏教に帰るのが虚無僧だ。

「お釈迦様は尺八なんぞ吹かなかったではないか」って?

そう、「一音(とん)成仏」とは、お釈迦様の一言発する
“声”の意味。虚無僧の吹く尺八の一音は、釈迦の声なの
じゃ。虚無僧とは、尺八の音(ね)で、人々の心の中の
仏性を呼び覚まそうとする「音声菩薩」の修行でござる。



イチロー 安打4000本の快挙

2013-08-25 03:49:24 | プロとアマ
野球音痴の私でも「イチロー」にだけは関心がある。
私の名前も「一路」、ローマ字では「ICHIRO」で同じ。

モスクワに行った時、名刺を出したら「Oh! You're ICHIRO!?」と
驚かれた。モスクワでも「イチロー」の名が知られていることに
びっくり。

名古屋市の北「豊山町」の出身というので またうれしい。
お隣りさんだ。


野球一筋、22年で 安打 4,000本。年間平均200本。
「卓抜した技術」の裏に 人一倍の努力、そして、毎日、
グラブやバットを丁寧に磨くという“心”の有り様(よう)。

「しんどくないことなんかない」「今日一日」とやってきた
積み重ねが、華々しい成果になった。

そして、4,000本安打の裏には「8,000回以上の悔しい
思いをしてきた。失敗を重ねていって、たまにうまくいった
ということの繰り返しだった」と。

その言葉は重い。今年の年俸、推定6億とか。


スケールは違うが、鈴花は、今生命保険の契約が月平均9件、
年間100件。それも、全然苦労せず、楽(らく)して、
楽(たのしんで)、ホイホイ契約ができる。

余裕で、自発的に 新人の指導育成をしているが、新人に
とっては1件もしんどいのに、どうしたら9件もできるのか
不思議でならないようだ。“楽に楽しく”なるまでには、
人一倍の努力があった。契約ができずに嘆く新人は、
彼女の10分の一も働いていない。それでは できなくて当然。