オリンピックの開会式で、MISIAとやらが「君が代」を歌った。「なんじゃあれは」と思ったのは私だけ?
【東京オリンピック2020】開会式MISIA~君が代~ [Tokyo Olympics 2020] Opening Ceremony MISIA ~ Kimigayo ~
世界に誇る美しい国歌を 素晴らしい歌唱力を持つMISIAさんが歌います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ A beautif...
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MISIAって日本人? 外国人? 発音がはっきりしない。音程もずれている。あぁそれなのに「すばらしい歌声」「あんなすばらしい君が代、聞いたことがない」と絶賛の声も。私ひとりが、おかしいのだろうか。
娘の小学校の卒業式に参加した時、「君が代」が流れたが、大きな声を張り上げて歌ったのは私一人、教師も生徒も父兄も誰も歌わず、シラーとなった。
日教組は「国旗掲揚、君が代斉唱反対」を叫ぶ。共産党は今もって「オリンピック反対、即時中止」を叫んでいる。金メダルを獲ったら、日の丸が上がり、君が代が歌われるのがけしからんというようだ。
小学校でも「君が代」を歌わせないのだから、「君が代」を歌える日本人がいなくなったのか。
尺八の練習曲の最初は「日の丸」。「白地に赤く、日の丸そめて、ああ美しい、日本の旗は」なのだが、今尺八を習いにくる若者は、この歌を知らない。
因みに、2曲目は「君が代」だが、これも歌えない若者が多いことに愕然となる。
最後に玉置浩二の歌う「君が代」。これでも「すばらしい歌声」「これがホントの君が代」と絶賛の声。私はもう頭がおかしくなりそう。
ついでにGACKTの「君が代」
https://youtu.be/sU4sdZQkzoE
オリンピックは国家の威信をかけてメダルの数を競い合っている。韓国や中国は日本に敵意むき出し。こうした醜い争いは、オリンピックの精神とはかけ離れていると思うのだが。
同じ中国人同士、台湾と中国(中共)も争っているそうな。「中国人の敵は中国人」と。
バドミントン男子ダブルス決勝で、台湾の李洋、王斉麟組が中国人選手ペアを下し、金メダルに輝いた。しかし、表彰式で掲揚されたのは、台湾の旗「青天白日満地紅旗」ではなく、台湾のオリンピック委員会の旗だった。演奏されたのも一般の台湾人にはなじみがない「国旗歌」という曲だった。
台湾の正式な「国号」は「中華民国」で「国歌」もある。しかし「台湾は中国の一部」と主張する中国の圧力で1970年以降、台湾は国際大会には「中華民国」では参加できなくなった。台湾は84年の大会から「チャイニーズ・タイペイ」という名称で五輪に参加するようになった。
ところが、今回の東京五輪、開会式の中継で、「チャイニーズ・タイペイ」チームが入場した際、NHKのアナウンサーが「台湾です」と紹介した。このことは、台湾では大きく報道され「自国の名前で呼んでもらえた」と反響を呼んだ。NHKは意図して、中国の軋轢に抵抗して、火に油を注いだのか。
香港もフェンシング・男子フルーレ個人で張家朗が優勝。香港代表として初の金メダルだった。その直後の表彰式で中国国歌が演奏されると、香港ではブーイングが起きた。
香港警察はショッピングモールでブーイングを始めた40歳の男性を「中国国歌を侮辱した疑い」で逮捕した。
オリンピックは、かつては国と国の勝負。選手は国家の威信をかけて、国旗を背負って戦いに挑んだ。
それが、いつの頃からかゆるぎ始めた。日本人でありながら他国の代表として参加している人もいる。その逆もある。外国人とのハーフの選手も多く参加している。
もう、オリンピックは「国と国の争い」ではなく、「個人と個人の勝負」にする時代が来たようだ。