最初にこのタイトルを見たとき、なんてセンスがないんだ!これじゃ誰も手に取らないよと思ったが、帯に「節約、投資、女の誇り。老女が授けてくれたのは独りでも生きていける希望。秘密を抱えた2人の投資版マイフェアレディ」とあったので、ハウツー本のつもりで読んでみることにした。
後半は、ちょっとミステリアスな展開で面白かったよ。
主人公は日村天使(ひむらえんじぇる)限りなくグレーに近い生活保護大家族で生まれ育った。両親と7人兄弟姉妹。小さいときには「仲良し日村さん大家族」としてTVで取材を受けていた。でも弱肉強食の家庭で、決して仲良しではない。別に住んでいる祖父母も生活保護を受給。天使の兄や姉も受給していて、三世代受給のツワモノ。
末っ子の天使は、そこから抜け出しガールズバーやキャバクラで働いていたが、たいして稼げない最底辺キャバ嬢。そのキャバクラが入っていたビルのオーナーが綾小路光子で、後に天使に不動産投資の手ほどきをする78歳の老女。
天使は、光子がビジネスホテルに隠れ住んでいるのを見つけ、そのホテルの清掃作業員として働き始め、光子に「極貧生活から抜け出したい」と訴える。最初は相手にされなかったが、次第に信用されるようになる。
それにしても、ビジネスホテルと言ってもホテルだもの、お金がすごくかかるんじゃない?と思うが、連泊するとそれなりに安くなるみたいね。それに水道光熱費やお掃除料金は宿泊費に含まれているし、駅から近いだろうし、食事はスーパーで買って来たものをチンすればいいし、それほどお金はかからないかもしれない。
不動産投資かぁ…。時たまTVでいっぱいビルを持っている女性オーナーが出てくるが、資産も多いが借金も多い。家賃を踏み倒されて夜逃げされたらどうしよう…なんて考えると眠れなくなりそう。
綾小路光子が、稼いだお金を次の投資にまわすために子供たちに使わせなかったので恨まれた、という話はわかるような気がする。こんな立派なビルのオーナー一家なのに、なぜ小遣いがないんだ、大学進学させてくれないんだ、と不平不満を持つのは当たり前かも。それが断絶の原因なんだろう。
お金は無いと困るが、あっても扱いが難しいねぇ。
後半は、ちょっとミステリアスな展開で面白かったよ。
主人公は日村天使(ひむらえんじぇる)限りなくグレーに近い生活保護大家族で生まれ育った。両親と7人兄弟姉妹。小さいときには「仲良し日村さん大家族」としてTVで取材を受けていた。でも弱肉強食の家庭で、決して仲良しではない。別に住んでいる祖父母も生活保護を受給。天使の兄や姉も受給していて、三世代受給のツワモノ。
末っ子の天使は、そこから抜け出しガールズバーやキャバクラで働いていたが、たいして稼げない最底辺キャバ嬢。そのキャバクラが入っていたビルのオーナーが綾小路光子で、後に天使に不動産投資の手ほどきをする78歳の老女。
天使は、光子がビジネスホテルに隠れ住んでいるのを見つけ、そのホテルの清掃作業員として働き始め、光子に「極貧生活から抜け出したい」と訴える。最初は相手にされなかったが、次第に信用されるようになる。
それにしても、ビジネスホテルと言ってもホテルだもの、お金がすごくかかるんじゃない?と思うが、連泊するとそれなりに安くなるみたいね。それに水道光熱費やお掃除料金は宿泊費に含まれているし、駅から近いだろうし、食事はスーパーで買って来たものをチンすればいいし、それほどお金はかからないかもしれない。
不動産投資かぁ…。時たまTVでいっぱいビルを持っている女性オーナーが出てくるが、資産も多いが借金も多い。家賃を踏み倒されて夜逃げされたらどうしよう…なんて考えると眠れなくなりそう。
綾小路光子が、稼いだお金を次の投資にまわすために子供たちに使わせなかったので恨まれた、という話はわかるような気がする。こんな立派なビルのオーナー一家なのに、なぜ小遣いがないんだ、大学進学させてくれないんだ、と不平不満を持つのは当たり前かも。それが断絶の原因なんだろう。
お金は無いと困るが、あっても扱いが難しいねぇ。