ほとんどの女は「整形した女は幸せになっているか?」の答えを知りたがっている。いや、もう一段進んで「美しい女、かわいい女は幸せになっているか?」の答えも知りたがっている。
著者の北条かや氏は、お名前をあちこちでお見掛けする、気鋭の社会学者。ただ、この著書のサンプルがあまりに少ない。3人の美容整形経験者にインタビューしているだけ。あと、中村うさぎ氏との対談が大部分を占め、美容整形に社会学的にアプローチした著作にはなっていない。
インタビューに応じてくれた3人も中村うさぎも、美容整形は素晴らしいという礼賛者なんだから、比較も考察も出来ないじゃん。もう少し、美容整形に否定的な人の意見も入れてほしいな。そして、美容整形してから10年20年と時間がたった人の考えも、載せてほしい。
まあ、否定的な考えを持つ人は、取材には応じない事が多いだろうし、1度美容整形すると、何度も繰り返す人が多いようなので、取材相手を見つけるのが難しいかもしれないが。
でも、読んでいて、北条かやや中村うさぎの主張する「客観的な美しさなんて、そんな確固たるものだろうか?」と疑問に思う事がたびたびだった。
例えば、編集者の深澤真紀さん(TVでコメンテーターをやってるので知ってる人、多いよね)。彼女を容姿が劣っていて「男に露骨に相手にされないとか、合コンや飲み会で無視されるとか、痛い目にあっていると思う」とボロクソに言ってるけど、私、深澤さんの旦那さんが彼女に魅力を感じるの、分かるなぁ。ああいった地頭が良くて、歯切れのいい発言をする人って、魅力的だよね。容姿も素敵に感じると思う。
他にも???な箇所がいっぱい。中村うさぎが、美容整形して自分の望む顔を手に入れたら、若いイケメンのホスト達がチヤホヤしてくれたって書いてあるけど、別に美人とか関係ない、知名度があって金払いの良さそうな客だから、チヤホヤしてくれたんじゃない?
だいたい、この本の著者の北条かやは、中村うさぎの信者みたいなひとだから、美容整形のハンドブックみたいになっちゃってるよ。
作家の群ようこさんは、若い頃自分の顔が大嫌いで、お金をためて絶対整形してやる!!と決意していたそうだ。でも、忙しさにかまけ先延ばししているうちに、自分の顔が好きになってきた。満足ではないけど、ま、こんなもんか、と納得している。それが一番理想的な在り方なんじゃないかな?
著者の北条かや氏は、お名前をあちこちでお見掛けする、気鋭の社会学者。ただ、この著書のサンプルがあまりに少ない。3人の美容整形経験者にインタビューしているだけ。あと、中村うさぎ氏との対談が大部分を占め、美容整形に社会学的にアプローチした著作にはなっていない。
インタビューに応じてくれた3人も中村うさぎも、美容整形は素晴らしいという礼賛者なんだから、比較も考察も出来ないじゃん。もう少し、美容整形に否定的な人の意見も入れてほしいな。そして、美容整形してから10年20年と時間がたった人の考えも、載せてほしい。
まあ、否定的な考えを持つ人は、取材には応じない事が多いだろうし、1度美容整形すると、何度も繰り返す人が多いようなので、取材相手を見つけるのが難しいかもしれないが。
でも、読んでいて、北条かやや中村うさぎの主張する「客観的な美しさなんて、そんな確固たるものだろうか?」と疑問に思う事がたびたびだった。
例えば、編集者の深澤真紀さん(TVでコメンテーターをやってるので知ってる人、多いよね)。彼女を容姿が劣っていて「男に露骨に相手にされないとか、合コンや飲み会で無視されるとか、痛い目にあっていると思う」とボロクソに言ってるけど、私、深澤さんの旦那さんが彼女に魅力を感じるの、分かるなぁ。ああいった地頭が良くて、歯切れのいい発言をする人って、魅力的だよね。容姿も素敵に感じると思う。
他にも???な箇所がいっぱい。中村うさぎが、美容整形して自分の望む顔を手に入れたら、若いイケメンのホスト達がチヤホヤしてくれたって書いてあるけど、別に美人とか関係ない、知名度があって金払いの良さそうな客だから、チヤホヤしてくれたんじゃない?
だいたい、この本の著者の北条かやは、中村うさぎの信者みたいなひとだから、美容整形のハンドブックみたいになっちゃってるよ。
作家の群ようこさんは、若い頃自分の顔が大嫌いで、お金をためて絶対整形してやる!!と決意していたそうだ。でも、忙しさにかまけ先延ばししているうちに、自分の顔が好きになってきた。満足ではないけど、ま、こんなもんか、と納得している。それが一番理想的な在り方なんじゃないかな?