大好きな本・読んだ本
今度は、犬神家ではなく、古神家の一族のお話です。
それにしても、どうして横溝正史の作品の中には、不倫、男色、近親相姦が多く使われているんだろう。
不倫、男色(ボーイズラブではない。衆道です)はともかく、近親相姦だけは、私は受け付けないなあ。それがオカルティックな雰囲気を作っているのは確かだけど……。
だから、彼の作品には、過去の不倫や近親相姦が殺人事件の遠因になっているケースがすごく多い。
それに『古池のように血が濁っている』家ばかりでてくる。たとえ名門でも、何代も続いた旧家と言うのは、そうなる宿命なんだろうか。生活無能力者ばかりだ。
しかし、この「夜歩く」の良い所は、金田一耕介さんが珍しく活躍している所。
後半になってやっと登場しましたが、自信を持って推理を展開しています。
こういうところを読むと、ああ、はじめちゃんのおじいちゃんなんだなあ、と嬉しくなります。
今度は、犬神家ではなく、古神家の一族のお話です。
それにしても、どうして横溝正史の作品の中には、不倫、男色、近親相姦が多く使われているんだろう。
不倫、男色(ボーイズラブではない。衆道です)はともかく、近親相姦だけは、私は受け付けないなあ。それがオカルティックな雰囲気を作っているのは確かだけど……。
だから、彼の作品には、過去の不倫や近親相姦が殺人事件の遠因になっているケースがすごく多い。
それに『古池のように血が濁っている』家ばかりでてくる。たとえ名門でも、何代も続いた旧家と言うのは、そうなる宿命なんだろうか。生活無能力者ばかりだ。
しかし、この「夜歩く」の良い所は、金田一耕介さんが珍しく活躍している所。
後半になってやっと登場しましたが、自信を持って推理を展開しています。
こういうところを読むと、ああ、はじめちゃんのおじいちゃんなんだなあ、と嬉しくなります。