「ろくろ首」というのは、私は、首がビローンと伸びる妖怪の事だと思っていたけど、この八雲の話のように、首が胴体から離れて飛び回る「ろくろ首」もいるんだね。なんだか、そっちの方が怖いような…。
河童のように、日本各地で色々地域性があるんだろうか? この話のろくろ首は、甲斐の国の産です。今の山梨県。
昔、勇猛果敢な武士だった男が、出家して僧となり、全国を行脚する。途中、甲斐の国を訪れた時の事。山奥で日が暮れてしまい野宿していると、木こりが通りかかり「この辺は妖怪が出て物騒なので、粗末ですが我が家へお泊りください」と言ってくれるので、世話になることになった。
木こりにしては物腰が上品なので、昔はそれなりの身分の人であろうと、話を向けると…。
首が胴体から抜けて飛び回るタイプの「ろくろ首」は、首が無い状態の胴体を、元の場所から動かすと、首が元に戻れずマリのように床をはね、息が絶えて死ぬらしい。うーん、ろくろ首も命がけで首を空中遊泳させるんだね。首が胴体から離れるメリットってあるんだろうか?
それとも本人には不本意ながら、どうしても夜になると首が離れてしまうんだろうか?
生まれつきなのか、悪行の報いなのか、それとも他の理由なのか…、それについては書かれていない。
日本の民話って、仏教の因果応報の教えに強く影響されているから、この「ろくろ首」も、以前の身分が高く良い暮らしをしていた時、とんでもなく悪い事をやったんだろう。
さて、「ろくろ首」になってしまうほどの悪行ってなんだろうね。興味あります。
河童のように、日本各地で色々地域性があるんだろうか? この話のろくろ首は、甲斐の国の産です。今の山梨県。
昔、勇猛果敢な武士だった男が、出家して僧となり、全国を行脚する。途中、甲斐の国を訪れた時の事。山奥で日が暮れてしまい野宿していると、木こりが通りかかり「この辺は妖怪が出て物騒なので、粗末ですが我が家へお泊りください」と言ってくれるので、世話になることになった。
木こりにしては物腰が上品なので、昔はそれなりの身分の人であろうと、話を向けると…。
首が胴体から抜けて飛び回るタイプの「ろくろ首」は、首が無い状態の胴体を、元の場所から動かすと、首が元に戻れずマリのように床をはね、息が絶えて死ぬらしい。うーん、ろくろ首も命がけで首を空中遊泳させるんだね。首が胴体から離れるメリットってあるんだろうか?
それとも本人には不本意ながら、どうしても夜になると首が離れてしまうんだろうか?
生まれつきなのか、悪行の報いなのか、それとも他の理由なのか…、それについては書かれていない。
日本の民話って、仏教の因果応報の教えに強く影響されているから、この「ろくろ首」も、以前の身分が高く良い暮らしをしていた時、とんでもなく悪い事をやったんだろう。
さて、「ろくろ首」になってしまうほどの悪行ってなんだろうね。興味あります。