前回からどうも更年期が続くなぁ。でも偶然です。
これも、更年期真っ只中の、オタクオバちゃんたちのヨタ話かと思い読んだら…なんと!! 人が5人も殺される立派なミステリだったのだ。驚きました。
『青い瞳のジャンヌ』という昭和50年代に一世を風靡した少女マンガを、今もこよなく愛する人たちが、ネットでファンクラブを作っている。
その幹事スタッフ6人のミーティングは《青い六人会》と呼ばれ、平会員の垂涎の的だが、その《青い六人会》のメンバーが次々と謎の失踪やら、殺人事件に巻き込まれる。はたしてその犯人は《青い六人会》の中にいるのか…?!
マグリット、ジゼル、ミレーユ、シルビア、エミリー、ガブリエル、これが《青い六人会》のメンバーのハンドルネーム。
もちろん、絹江とか早苗とか枝美子といった本名はちゃんとあるが、彼女達は池袋の高級フレンチレストランで自称貴婦人としてテーブルにつき、給仕に「あら、イヤだわ。パンのクズはらってくださる?」なんて言いつけて、おフランスマダムごっこを楽しんでいる。
現実の彼女達は、もちろん裕福な人もいるが、50歳になっても親の年金で生活している人、ヒモ化した亭主からDVを受けている人、生活保護を受けていて金銭的に余裕がなく詐欺を繰り返す人、などなど生活が苦しい人が多い。
だからこそ、こういう虚構の世界にのめりこむんだろうか? 例会ともなるとフリルの一杯ついたブラウスにひらひらのフレアスカート、目一杯若作りする。
給仕の侮蔑の笑いを知りながらも。
私もオタク気質があるからなぁ、気をつけないと。
これも、更年期真っ只中の、オタクオバちゃんたちのヨタ話かと思い読んだら…なんと!! 人が5人も殺される立派なミステリだったのだ。驚きました。
『青い瞳のジャンヌ』という昭和50年代に一世を風靡した少女マンガを、今もこよなく愛する人たちが、ネットでファンクラブを作っている。
その幹事スタッフ6人のミーティングは《青い六人会》と呼ばれ、平会員の垂涎の的だが、その《青い六人会》のメンバーが次々と謎の失踪やら、殺人事件に巻き込まれる。はたしてその犯人は《青い六人会》の中にいるのか…?!
マグリット、ジゼル、ミレーユ、シルビア、エミリー、ガブリエル、これが《青い六人会》のメンバーのハンドルネーム。
もちろん、絹江とか早苗とか枝美子といった本名はちゃんとあるが、彼女達は池袋の高級フレンチレストランで自称貴婦人としてテーブルにつき、給仕に「あら、イヤだわ。パンのクズはらってくださる?」なんて言いつけて、おフランスマダムごっこを楽しんでいる。
現実の彼女達は、もちろん裕福な人もいるが、50歳になっても親の年金で生活している人、ヒモ化した亭主からDVを受けている人、生活保護を受けていて金銭的に余裕がなく詐欺を繰り返す人、などなど生活が苦しい人が多い。
だからこそ、こういう虚構の世界にのめりこむんだろうか? 例会ともなるとフリルの一杯ついたブラウスにひらひらのフレアスカート、目一杯若作りする。
給仕の侮蔑の笑いを知りながらも。
私もオタク気質があるからなぁ、気をつけないと。