表紙のイラストが、香山リカさんにそっくりなので、おもわず笑ってしまった。うまく特徴つかんでます。
香山リカさんがTVに登場したのは…彼女が20代半ばの頃かな? 若くてきれいで頭が良くて(現役の精神科医)生きてるのが楽しいだろうな、ああ、こんな、すべてに恵まれている人もいるんだ…いいなぁ、という印象だった。
今でもコメンテーターとしてTVで発言したり、新聞に意見を載せたりしているが、正直、年をとったなぁ(失礼!)とは感じる。芸能人ではないので、不自然な若づくりをしないからだろう。
そんな彼女の診療日誌エッセイ。いつもの事だけど、本当に生産性が低い。読んでも読まなくても、変わらない。図書館で借りて読むならいいけど、1260円を払って買って読むと、無駄遣いしたと、かえって気分が落ち込むようなエッセイ。
でも、そこが良いという人も多いんだろう。ハイペースに執筆活動を続けている。
巻末には、哲学者の土屋賢二との対談が載っている。土屋がとてもいい事を言っているので、ちょっとメモする。
「小学校の頃から、何のとりえもない子…勉強もスポーツもできない、面白い事も言えないとか、そういう子って、なんとか生きて行こうと思って、自分なりに自分の居場所を考えるんですよね。小学校の頃からそうしていると、社会に出ても、わりと打たれ強いんじゃないかな」
そう、『打たれ強い』これ、すごく大事だと思う。親は子どもに、躓いてほしくなくて、順調に進んでほしくて、一生懸命に子どもの前の石ころを取り除く。でも、それって本当に子どものためになっているのかな? 逆効果じゃない? 自戒をこめて。
香山リカさんがTVに登場したのは…彼女が20代半ばの頃かな? 若くてきれいで頭が良くて(現役の精神科医)生きてるのが楽しいだろうな、ああ、こんな、すべてに恵まれている人もいるんだ…いいなぁ、という印象だった。
今でもコメンテーターとしてTVで発言したり、新聞に意見を載せたりしているが、正直、年をとったなぁ(失礼!)とは感じる。芸能人ではないので、不自然な若づくりをしないからだろう。
そんな彼女の診療日誌エッセイ。いつもの事だけど、本当に生産性が低い。読んでも読まなくても、変わらない。図書館で借りて読むならいいけど、1260円を払って買って読むと、無駄遣いしたと、かえって気分が落ち込むようなエッセイ。
でも、そこが良いという人も多いんだろう。ハイペースに執筆活動を続けている。
巻末には、哲学者の土屋賢二との対談が載っている。土屋がとてもいい事を言っているので、ちょっとメモする。
「小学校の頃から、何のとりえもない子…勉強もスポーツもできない、面白い事も言えないとか、そういう子って、なんとか生きて行こうと思って、自分なりに自分の居場所を考えるんですよね。小学校の頃からそうしていると、社会に出ても、わりと打たれ強いんじゃないかな」
そう、『打たれ強い』これ、すごく大事だと思う。親は子どもに、躓いてほしくなくて、順調に進んでほしくて、一生懸命に子どもの前の石ころを取り除く。でも、それって本当に子どものためになっているのかな? 逆効果じゃない? 自戒をこめて。