ケイの読書日記

個人が書く書評

ケイの心の俳句

2010-12-28 09:14:38 | Weblog
みぃ太郎 窓拭き掃除 ご苦労様

どこの猫でもやるのかな?
毎朝、結露で白くなった窓ガラスをペロペロするのが日課です。
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有栖川有栖「望月周平の密かな旅」

2010-12-23 14:54:04 | Weblog
 日本推理作家協会が編集した『推理作家になりたくて・第6巻』に収められている短篇。

 ご存知、江神シリーズに出てくる5人が登場するサイドストーリー。望月や織田は、経済学部の4年生。アリスやマリアは3年生。長老・江神さんは、もう留年できないという崖っぷち。

 生協の書店コーナーに、どういう訳か他の書店で買ったらしいクロフツの『樽』が並べられていたその謎を推理するという、いたって低刺激なお話。
 それに、望月周平の失恋センチメンタル・ジャーニーを絡めている。
 日常の謎を解く、というのは北村薫に似てますね。

 ストーリーとしては退屈ですが、雰囲気がいい。1959年生まれの有栖川有栖の学生時代の雰囲気がよく出ている。

 4年生になりたての望月は、同じゼミの学生に会い一緒に企業の先輩訪問に行かないかと誘われる。
「久保は世界の任天堂相手にがんばっているぞ。俺は京セラの先輩に午後会いに行くけど、お前もよかったら来るか?」
「松谷は相変わらず総合商社、斎藤はマスコミ一本狙いらしい。今年の傾向としてはな…」

 そうだよ!就活なんて4年になってから始めれば十分だったんだ。いったい、いつから就活は3年の夏からスタートなんて事になっちゃったんだろう。
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ケイの心の俳句

2010-12-22 08:17:36 | Weblog
みぃ太郎 湯たんぽ今日も あたたかい
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湯たんぽ猫みぃ太郎〓〓

2010-12-20 20:28:33 | Weblog
皆さん、ごめんなさい。年末は私のようなグータラ女でもホントに忙しく本が読めません〓 猫〓でお茶を濁します。
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岸本葉子「おひとりさまのはつらつ人生手帳」

2010-12-15 15:31:53 | Weblog
 さすがに12月は気ぜわしいので、簡単に読めるものを探す。

 岸本さんのエッセイは大好きでよく読むが、正直、役に立ったと思えるものは少ない。
 ところがこのエッセイは、体・食・保険・お金・住・モノ・情報・人間関係と8つの章があり、それぞれが興味深い。

 特に《保険》の章。私やダンナは年齢的にいって、今かけている保険をどうするかが基本で、これから新規に保険をかけることは無いだろう。
 でも、これから社会に出ようとする人たちが読むと参考になる事が多いと思う。
 我が家でいえば、次男。

 
 「(保険に入ろうか入るのよそうか)迷えるうちが花である。現実感がわかないときこそ(保険の)入りどきで、ほんとうに必要を感じたときは、入れない。保険とはそういうものなのだ。」

 特に岸本さんは、がん保険に入って1年もたたないうちに大腸がんと診断され、金銭的に保険に本当に助けられたと書かれてある。
 身体的につらいのに、預金通帳の金額がゴッソリ減ったら、それどころか借金しなければならなくなったら、気が滅入るよね。治るものも治らないよ。
 ただ…先立つものが必要だけど。
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