犯人当てアンソロジー。作家は、有栖川有栖・貫井徳郎・麻耶雄嵩・霧舎巧・我孫子武丸・法月綸太郎の6人(掲載順)。
すっごく面白い。初出は2005年「夕刊フジ」紙に犯人当て懸賞ミステリーとしてリレー連載されたもの。
こういった事件篇・解決篇としてハッキリ区別し、その際の正解率まで載っている。
喜び勇んで読み出したが…当たらないですネェ。犯人はこの人だろうと思っても論理的に説明ができない。すべてハズレ。
賞金が出る懸賞ミステリだから、応募はどっとあったらしい。正解率11%、1%、22%、6%、8%、28%。
特に、貫井徳郎の「蝶番の問題」なんか、正解者はいないんじゃないか?と思ったが、完璧に当てた人が1人いたらしい。
すごいなぁ。ミステリの鬼だね。
文章のほんの些細な違和感に立ち止まって考える。WHY?
そうすればわかるのかなぁ。
でも、最後の著者座談会で、有栖川有栖が他の作品を読んで「全然わかりませんでした。解決篇で探偵がこうこうだと言う1行くらい前にわかるという程度」と言ってたのを読んで、ちょっと気分が落ち着いた。
そうだよね。だいたい正解率1%というのは、ミステリ作品として失敗なんじゃない?
すっごく面白い。初出は2005年「夕刊フジ」紙に犯人当て懸賞ミステリーとしてリレー連載されたもの。
こういった事件篇・解決篇としてハッキリ区別し、その際の正解率まで載っている。
喜び勇んで読み出したが…当たらないですネェ。犯人はこの人だろうと思っても論理的に説明ができない。すべてハズレ。
賞金が出る懸賞ミステリだから、応募はどっとあったらしい。正解率11%、1%、22%、6%、8%、28%。
特に、貫井徳郎の「蝶番の問題」なんか、正解者はいないんじゃないか?と思ったが、完璧に当てた人が1人いたらしい。
すごいなぁ。ミステリの鬼だね。
文章のほんの些細な違和感に立ち止まって考える。WHY?
そうすればわかるのかなぁ。
でも、最後の著者座談会で、有栖川有栖が他の作品を読んで「全然わかりませんでした。解決篇で探偵がこうこうだと言う1行くらい前にわかるという程度」と言ってたのを読んで、ちょっと気分が落ち着いた。
そうだよね。だいたい正解率1%というのは、ミステリ作品として失敗なんじゃない?