おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

究極のエコタウンが藤沢市に出現!!

2014年11月28日 | Weblog

 

午前7時の気温は零度。曇り空の穏やかな朝でござる。

まもなく12月ですが、雪のない師走は何年ぶりでしょうか?

ずんずん外国人の姿が増えてきましたけど、肝心の雪がないのです。

スキー、スノボができないためか、あっちでもこっちでも外国人がランニングする姿が目立ちます。

とはいえ、このまま「雪のない冬もたまにはいいか?」と思ったりするじーさんなのでござる。

ところで、

きのう、パナソニックは神奈川県藤沢市で開発しておる、環境に配慮した次世代型都市「スマートタウン」を公開したそうな。

ここはパナソニックの19ヘクタールの工場跡地だ。

ここに建つ住宅にはすべてソーラーパネルとリチュウムイオン電池が備えられておる。

家庭で消費するエネルギーを自宅で創る「エネルギーの自産自消」と申しておるそうな。

そう、ここは電気代のかからない(売電による収入が月1万円ある)ソーラータウンなのです。

電力会社の電気に完全に頼って、万一の時にはお手上げ状態になるおバカな「オール電化」ではなく、基本的に自前の電気で賄う「究極のオール電化」なのでござる。

非常時は、周辺地域の人々に非常用コンセントとして電気を開放するのだそうな。

その一方、自宅のシステムが故障した際には、電力会社から電気を買ってしのぐのか、ご近所の人の電気でしのぐか?

いずれにせよ、停電が怖くないし、電気料金の値上げも関係ない。

原発ってなんじゃらほい? そんなもん必要ないでしょ!! って話なのだ。

タウン内のあちこちにはソーラーで動くカメラが設置され、周辺の映像を自宅のテレビで確認できるそうな。

子どもが公園で遊ぶ様子を、家にいながらチェックできるわけ。

街灯はすべてLEDで、電気自動車を所有せずカーシェアリングして使う。電動バイクもシェアリングできるという。

ってことで、究極のCO2排出ゼロの街が出現したのです。

この家を買うにしても、初期投資は高価でしょうけど、ランニングコストがかからないというところが、なんといっても凄い。

高齢者向けの住宅でもあります。

3000人が住むことになるというこのスマートタウン、一度行ってみたいで~す!!

さて、

安倍総理がきのう北海道にやって来て、あちこちで演説、アベノミクスの成果を強調したそうな。

呆れますなぁ~

過日道内民放が街の人々50人にアンケートしたら、給料が上がった人はわずか1人、あとの49人は上がってないのです。

でもって、以前も書きましたけど、4~6月期の実質GDPは前期比マイナス7.3%と大きく落ち込み、7~9月期もマイナス1.6%と2期連続のマイナス成長だったのです。

経済における世間常識では、2期連続のGDPのマイナスを「景気後退」と申します。

だから消費増税を見送らねばならなかったわけで、不況に入るってことで「給料が上がる」なんて話ではありませぬ。

トットと経済対策をしないと「日本経済は真っ逆さまですよ」ってこと。

これについて週刊現代12月6日号でドクターZは知っているは、以下のように書いておる。

「増税の悪影響は、1年前からの消費者態度指数の低下によって予見されていたかのようだ。増税派の人はウソをつくが、統計データはウソをつかない」と、まことにごもっとも。

そんなこんなですから、アベノミクスはどっからどう見ても失敗でござる。

増税派の人もウソをつきますが、総理大臣も平気でウソをつくのですから困ったことだ。

11月6日に安倍総理と面談した米プリンストン大学教授のポール・グルーグマンさんは「すぐにでも消費税を5%に戻すべきだ」と述べておる。

受験地獄も味わったことのないお坊ちゃま総理大臣よ、「アベノミクスは正しいか、正しくないのか」などと、いつまでもアホなこと言ってて委員会!?

消費税を5%に戻して、トットと経済対策したら景気は回復するでしょうけど、このままではアベノミクスは大失敗の烙印を世間からも押されてしまうと思うけどねぇ、、、

本音はニッポン経済の回復ではなくて「憲法改正」だもなぁ、坊ちゃま総理の目指すところってばさ!!

「アベノミクスが正しいか正しくないのかを問う選挙だ」と申しておる総理だけれど、今回の選挙で自民党が勝てば、集団的自衛権行使容認、原発再稼動も容認されたと、言うのでしょう。

有権者の皆さまよ、とりあえず、ちゃんと投票には行きましょうねぇ~