nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

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居宅介護支援の難しさ

2010-09-02 08:22:03 | ケアマネジメント
おおかたの市町村に高齢者独自サービスの1つに紙おむつの支給がある。誰でも支給対象ではなく支給基準がある。
紙おむつの支給を受けられるようなことをヘルパーが家族に伝えた。家族はいままでそんな話は聞いていなかったので市町村に問い合わせたり介護支援専門員に聞いたりして不審な気持ちを抱く。
介護支援専門員は紙おむつの支給制度は当然承知、だが介護認定有効期限が間近に迫っており介護度が改善されることから紙おむつの支給要件から外れるかもしれないと判断してあえて家族にその話をしていなかった。
この話にはいくつかの問題が潜んでいる。ヘルパーに介護支援専門員の考えが伝わらないという居宅介護の難しさ、専門家が持っている情報の量と家族のもっている情報量との落差があること、支援対象によってどこまで情報を伝えるか、これらをどうやって克服するか。
1つには役割をわきまえることだし、1つには支援対象を家族全体としてではなく個々に判断すること。
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